ID:47402
ATFの戦争映画観戦記
by ATF
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■【File114】西部戦線異常≠ネ話・・・【コレが本編かよッ!(さまぁ〜ず風)編】
まずはお手元のパソコンのキーボードでいじょう≠チて打ち込んで変換してみて下さい。変換された漢字が複数表示されますよね・・・ある基準より上を指したり、文章や話の終わりを示す以上▼・・目下の者に対し物や権限を渡す委譲≠竭ホ等の者へ渡す移譲▼・・そして乗り物などに乗り移る移乗▼・・更に今回問題にしている異状≠ニ異状▼・・ところで皆さんは異状≠ニ異常≠フ意味の違いを説明出来ますか?このような同じ音=読み仮名で異なる意味の単語は同音異義語≠ニ呼ばれています。最近の検索サイトには、辞書機能や翻訳コンテンツが充実しておりますので、検索ついでに異状≠ニ異常≠ノついて調べて見ました・・・BIGLOBE辞書検索によれば異状≠ヘ普通とは違った状態。多く悪い状態に用いる≠ニの事・・・ふむふむなるほど・・・それじゃ異常≠ヘってぇと普通と違っていること。いつもと違うこと。またはその様≠モむふむなるほ・・・え〜とぉ・・・なんじゃこりゃ?普通とは違った状態≠ニ普通と違っていること≠フ違いは何?これだけじゃ良く解らんなぁ・・・それじゃってんで用例を見てみると異状≠ノは『体に異状をきたす』『全員異状なし』が、異常≠ノは『異常な事態』『今年は異常に暑い』が上げられている。因みに異常≠フ反対は正常≠ナす。う〜む、やっぱこれだけじゃどうもはっきりせんなぁ・・・こりゃ全く困った・・・こんなんじゃ『西部戦線異状なし』の邦題の方の正当性が説明出来ないぞ・・・挙句の果てに観戦武官諸士に「そんな事ぁど〜でも良いじゃん」って言われても全く反論出来ないじゃないかぁ・・・とまぁ一人苦悩していた観戦武官長なのでありました(オイオイオイ)

【こんな事に興味を持つのは異常≠ネの?】
納得いかない事は納得いくまで諦めない性分な私ATFなのであります(本当か?)・・・兎にも角にも便利なインターネットを駆使して異状≠ニ異常≠フ意味の違いについてトコトン調べて見たんです・・・

■異状■
名詞としてのみ使用される。
変化・変調の状況。普通(普段)と違った状態。平常でない状態。
【用例】
異状を呈する・これといって異状は認められない・パトロール中異状なし
偵察の結果では異状はなかった・室内に異状が見られた
容体に異状は見られない・喉の異状を訴える

■異常■
名詞・形容動詞的語幹として使用される。
普通と違う特別な様子。正常でない様子。特異な様子。非凡な。
格外。不健康。変質的。病的。アブノーマル(abnormal)
【用例】
異常気象・異常事態・異常心理・性格異常・異常乾燥注意報・異常接近
物価が異常に高い・今日は異常に暑い(寒い)・異常なほどの執着心
エンジンに異常が発生・イナゴの異常発生・精神異常・診察結果は異常なし
異常な目つき・異常な熱意

・・・と言う事で、なんとなく違いがお解りいただけたのではないでしょうか・・・汗。簡単に言えば、状態が平常でない<激xルにあるのが異状▼・・そして正常でない(アブノーマルな)<激xルにまで達してしまっているのが異常≠ネ訳であります。更には一般的、日常的においては異常≠フ単語の方が良く使われ、異状≠ヘ軍事的などの限定的な場合に使われている様な気がするのですよ・・・。

【IM WESTEN NICHTS NEUES】

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03月31日(金)
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