ID:47402
ATFの戦争映画観戦記
by ATF
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■【File110】観戦記某重大事件発覚・・・疑惑のShall We タンク!【号外】
将にATFの寝惚けた思考回路を醒ますに充分過ぎる程の安曇重工様からのメール・・・それは馬鹿戦車のベースとなった車体はKC40型ではなく、それ以前に製作されていた吹雪号型ではないか≠ニ言う衝撃的な内容であった。そ、そんなはずは・・・頭の上から冷水を浴びせられた様な感覚に、暫し呆然としていたATFは、我に返ると安曇重工様からのご指摘を基に再度調査・検証作業に取り掛かった・・・この馬鹿戦車のベースとなった車体探しの発端となったのは、多くのサイトや書籍等で紹介されていた新潟県かどこかの豪雪地帯で使用されていた民間の雪上車を改造して製作された物≠ニいう記述である。それを基にして調べて行った結果、新潟県長岡市に本社を置く、現在では雪上車の国内製作シェアの大部分を占めている大原鉄工所≠ニ言う企業に辿り着いた。そして、その大原鉄工所の自社紹介サイト内に設けられた大原雪上車50周年記念と言うコンテンツに記載された内容を基に、以前書いた観戦記の中で以下の様な推察を組み立てたのだった・・・馬鹿戦車は、この大原鉄工所が開発した民間用KC40型雪上車、或いは自衛隊用六十式3トン雪上車が民間に払い下げられて使用されていた車両をベースとして、撮影用に改造された車両だと思われる≠ニ・・・。しかし、実はこの記事を執筆した段階では、明瞭なKC40型雪上車の写真を発見出来ていなかった・・・先に紹介した大原雪上車50周年記念のコンテンツの中で動画を確認したのみであった。そこで当時唯一発見出来ていたKC40型雪上車とほぼ同型の改良型で、陸上自衛隊に採用されていた六十式3トン雪上車の平面図を掲載した防衛庁サイトのコンテンツにリンクを貼り、観戦記には転輪や懸架装置、エンジンや操縦機構の配置が良くわかり、改造された愛國八十七号≠フ内部配置の様子が想像出来る。ビデオを観直して確認し直したが、足廻りの懸架装置や転輪配置も間違いない様だ≠ネどと当てずっぽうの知ったか振りで書き込んでいたのである。しかしその後、時を経てKC40型雪上車の画像を入手出来たのだが、実はその時点で再度馬鹿戦車についての検証を行うつもりだったのだ。しかし検証作業を行う為には、より明瞭な馬鹿戦車の画像を入手する必要がある。だが悲しいかな我がPCには、画像をキャプる機能が無い(現在ではDVDの画像のみ可能となりましたが・・・)・・・その時ATFの頭の中に響いて来たのは、毎度お馴染みのあのフレーズ・・・「きっとあの方ならッ(銀英伝風〜意味不明再び)」・・・そう我が邦友であり優れた画像キャプチャー技術を有する安曇重工様(氏の技術力の高さは前述のHPで確認していただきたい)であった。早速依頼メールを送ったところ、自身がお忙しいにも関わらず快諾していただき、早速画像を加工して送って頂いた・・・それらが前回の観戦記で使用している画像である。しかしあろう事か、折角安曇重工様のお手を煩わしたにも関わらず、ATFは個人的な事情(前々回の観戦記の冒頭に記載)で、長期間観戦記の更新を放置していた為、真実の扉が開かれる事はなかった。そしてやっとの事で馬鹿戦車に再度陽の光りが当った・・・再検証する機会が訪れたのが、今回の10万ヒットに絡んだ久しぶりの観戦記更新だった訳である。
【その名は吹雪号!】
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05月12日(木)
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