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ATFの戦争映画観戦記
by ATF
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■【File035】大奮発連続カキコ・・・戦場のガンマン・・・大集合Vol.2
文句無しの邦画戦争映画チャンバラ・コンバット≠フトップ作品であります。前作「独立愚連隊」よりは、この「・・・西へ」の方が私は好きです。戦死扱いの為大陸のあっちこちをたらい回しにされてる独立愚連隊左文字小隊の面々。加山雄三演じる隊長左文字少尉、佐藤允演じる小隊No.2の戸山軍曹以下一癖も二癖もある面々が八路軍やゲリラ相手に失われた軍旗を巡って大活躍します。この作品の観所火器は、堺左千夫が地雷を踏んだトラックのところで見つける折れた三十八式小銃を、鋸でぶった切ったヤツ(名称不明・・・爆)です。後に天本英世率いるゲリラ(トンプソンなんか持ってて装備が良い)に捕まった愚連隊選抜チームの御一行が、銃殺されそうになるシーンで新兵器として登場。斜め45度の角度に飛んでいく弾丸のお陰で命拾いする訳ですが・・・。あと戸山軍曹が変な中国人ゲリラのおっさんから分捕るM1カービンもどき(銃身が長いスポータータイプ)も良いですな〜ッ。この頃の作品ならば、電気雷管発火式のステージガンでも我慢して観れるんですがねぇ〜。
【NAM地獄の突破口】
90年代に放映されたナム戦を扱った米国TVドラマシリーズ「グッドラックサイゴン」シリーズの初回パイロット版として放送された長時間TV映画です。この「グッドラックサイゴン」原題TOUR OF DUTY≠ヘ、テレンス・ノックス演じる歴戦のジーク・アンダーソン軍曹率いる米軍分隊の面々がそれぞれ毎回のエピソードの中心となる「コンバット」のベトナム戦争版的作品で、結構人気があったようです。日本では最初ビデオソフトとして発売されましたが、発売シリーズ毎に「グッドラックサイゴン」「グッドラックサイゴン2」「ベトナム1967」「コマンド7-閃光のM16」なんてタイトル(及び発売元)が変わっていて誠にややこしい作品です。さて問題の「NAM地獄の突破口」ですが、シリーズのパイロット版(作品内容や登場人物の紹介的作品)なので、いろんなエピソードが満載なのですが、そのエピソードのひとつ、米軍部隊が夜営するベトナム人の村の地下に巧妙に掘られたベトコンの地下秘密基地の中をアンダーソン軍曹と上官のゴールドマン少尉(コンバットでいうところのヘンリー少尉的存在)が偵察するシーン。いわゆるトンネル・ラッツっていう戦法ですが、狭いトンネルの中ではM16やM60は役に立たないところから大体はコルトガバメント一丁と懐中電灯片手に潜っていくのですが、この時アンダーソン軍曹はさすが歴戦の古参下士官・・・ストックを切り落として短くし、振り回し易くしたショットガン・・・レミントンorイサカ?を持って行きます。トンネルの入り口で、片手でショットガンのポンプ部を持って上下に振ってガシャ≠チて装弾するシーンが実にカッコイイ〜んであります。狭いトンネル内でのショットガンの威力は抜群。拡散する散弾が敵を一掃します。ショットガンて国際戦争法で正規戦での使用が禁止されているはずなんですが「プラトーン」や「プラトーン・リーダー」なんてナム戦モノで良く見かけます。コレに感化されたATFは、以降サバゲ時のサイドアームとしてヨネザワ製レミントン・ウイングマスター装弾数25発≠背中に担いで走り回ってました。ゲーム本番ではほとんど役立たずでしたが、まあ雰囲気ですよ、雰囲気・・・。
【メンフィス・ベル】

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03月30日(土)
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