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ATFの戦争映画観戦記
by ATF
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■【File025】○ケル戦争映画・・・残念ヌ≠ナはありませんナ≠ナす!Vol.1
邦題サブタイトルは「ノルマンディ緊急指令」第二次大戦におけるターニングポイントノルマンディ上陸作戦≠背景に、上陸地点を巡る連合軍VS独軍の諜報戦を描いた名作です。上陸地点の情報を握る米軍将校を誘拐、麻酔を使った大掛かりなトリックで騙し、情報を聞き出そうってストーリーです。どんなトリックかは秘密・・・!是非実際に観て堪能して欲しい作品です。で、泣かせるシーン。物語の終盤、独軍のトリックに感付いた主人公の米軍将校(演じるはジェームズ・ガーナー)が、その世話役のユダヤ?人女性(エヴァ・マリー・セイント)とともに脱走。この時、独軍の情報将校(ロッド・テイラー)が死を賭して二人を助けるシーンも良いですが・・・。様々な苦難を乗り越えて無事スイス国境を越える二人。追跡する親衛隊将校・・・よりも国境警備の予備役のおっさんの方が役者が上手って事でした。さてスイス当局に保護された二人。男は米国領事館へ、女は難民保護センター?へ別れて行きます。再会を約束する男。このとき、過去の過酷な体験から涙を流す℃魔忘れたと言っていたヒロインが涙≠流します。ヒロインのその後の幸せを祈らずにはいられない、そんなシーンに目頭を熱くするATFなのでした・・・涙・涙・涙!
【大脱走2】
前回の【File024】でもカキコした作品です。問題の泣けるシーンは後半の復讐篇″。や脱走捕虜の虐殺事件の捜査に加わった生き残りの米軍士官の脱走を助けたのが、独人港湾監督官?の愛人である酒場の女。過去何人もの脱走捕虜の逃亡を手助けしているレジスタンスメンバー・・・偽造身分証明書を独人港湾監督官?に作らせる為、愛人をやってる・・・です。彼女の助けにより無事脱出に成功する米軍士官。戦後になって虐殺事件捜査の傍ら一人で彼女の行方を探すのですが、終戦のドサクサで見つかりません。そこで虐殺事件捜査班スタッフの助けを借りたところイッパツで発見です。生まれ故郷の村に帰っていた彼女に早速会いにいく米軍士官が見たのは、無残にも頭髪を刈られた女性=ヒロイン。独人の愛人=対独協力者という事で髪の毛を切られていたのでした。彼女が連合軍捕虜の逃亡を助けていたレジスタンスメンバーだった事実を証明する証拠や証人はなかったのです。そんな話をしている二人のところに村の男が近寄り彼女を侮辱します。米軍士官の怒りが爆発・・・パンチ一発。彼女がレジスタンスであった事を周囲の村人に一生懸命説明しますが、悲しいかな彼の英語は通じません。そんなところへ現れるのが、英語の解る一人の老夫人。彼の言い分を通訳し、やっと一見落着。晴れて身の潔白が照明され抱き合う二人・・・感動・・・私が観たのは日本語吹替版で、確かヒロインのCVは小山まみ=Hさんでした・・・おゝミンキー○○!(爆)
【花の特攻隊あゝ戦友よ】
70年代初頭に製作された邦画戦争映画の特色のヒトツ「特攻モノ」主演は杉良太郎。他の特攻隊を描いた作品との大きな違いは、この作品の舞台・・・部隊が神雷部隊≠チて事ですか。そう、かのロケット人間爆弾桜花¢部の特攻隊です。史実では五航艦麾下の海軍七ニ一航空隊、野中五郎少佐指揮の神雷特別攻撃隊は、少佐自身の湊川だぜ≠フ言葉の通り無謀な作戦命令により少ない護衛戦闘機の援護の下、昭和20年3月21日、大要撃戦闘機部隊の待ち構える米軍機動部隊に攻撃をかけ、全滅してしまうのですが。この作品では、最後のシーンで主人公の操る桜花≠ヘ無事母機一式陸攻(演じるは自衛隊のP2J対潜哨戒機)を発進。空母目掛けて突っ込んで行きます。この時、主人公がおかあ〜さ〜ん≠ニ叫んで突っ込むシーンにもジーン≠ニはしましたが、感涙までには至らず・・・。で、ATFが感涙してしまったシーンは、物語の中盤、地方の疎開している弟を訪ねる主人公。実はこの時、家に残っていた母親はグラマンの機銃掃射に遭い死んでしまっていて、その事実を伝えに主人公が弟の疎開先を訪れるのですが、屈託ない表情の弟に話せず終いで、その場を去って行きます。実はこの時、主人公の桜花搭乗出撃が決まっていて、弟は天涯孤独になってしまう事が必然的に観る者に解るのですが・・・弟の見送りを振り切って戻っていく主人公の後姿に思わず感涙してしまったATFでした。
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01月26日(土)
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