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by kai
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■TOKYO No.1 SOUL SET『NEW YEAR'S PARTY〜新年会SET '25〜』
TOKYO No.1 SOUL SET『NEW YEAR'S PARTY〜新年会SET '25〜』DJ, New-Goods, New-Song, Live & After Party@Shibuya CLUB QUATTRO

2年目にして恒例の新年会(20年以上忘年会だった)「黄昏'95」30周年ビビるわ にしても新曲のトラック何 ヒロシくん天才

[image or embed]— kai (@flower-lens.bsky.social) Jan 11, 2025 at 1:17
「年末年始はゆっくり休んでハワイに行きたい!」というのが忘年会を新年会にした動機だった筈ですが、逆にもろもろの準備でむしろ落ち着かない年末年始になっているそうです(…)。「確認とかでしょっちゅうLINE来るしさあ!」とビッケがぼやいていた。
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オープニングDJ:
HOTEI
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LIVE:
川辺ヒロシ
渡辺俊美
BIKKE
笹沼位吉(ベース)
三星章紘(パーカッション)
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DJ〜LIVE〜アフパのクラブ仕様、いいわあ。しかし2年目にしてもう面倒くさくなってきたのか、下手側のDJブースに「行かなくてよくない? 移動する意味なくない?」とビッケがいいだしステージ上でジャンケン大会を始めたのでした。ゆるい。ちなみに昨年はDJブースに3人が移動してそこでジャンケン大会、その後フロアに降りて談笑という流れでした。初回だったからか段取りを守ろうとした様子が窺えます。

てか「黄昏'95」30周年! なんか年末のRIZINのオープニング映像の音楽に使われたそうで話題になってましたが、そんなになるか〜と感慨深い。曲に関してもだけど、そもそもソウルセット自体がこんなに長く続くとは……なんて、これ毎年いってるような気もする。こんなおらおらでひとりいぐもの3人がなあ…何年か前トシミくんが「どうぶつ占いで調べたら全員オオカミだった」といってたくらいの3人がなあ……って、どうぶつ占いをするのか。

しかしなおらおらでひとりいぐもっぷりは以前より強くなった気すらする。というか、なんだかシティボーイズみが出てきた。トシミはひとりで盛り上がって好きにギターをガンガン弾いてエモーショナルに唄いあげ、そのトシミがビッケに唄わせようと(多分リハはしてたんだと思うが)サビ前で「ビッケー!」と呼んでもビッケが全く気付かずよそ向いたり水飲んだりしてて「ビッケー! ビッケー!! ビッケー!!! ビッケさん!!!」(実際はもっと呼んでた)と叫んでようやく伝わったりな。ビッケはMC(ラップの、ではなく曲間のMC)でずっとボヤいてて、「はい、そうですよね」とかひとりで完結してて、その間他のふたりは多分その話聞いてない(笑)。そしてヒロシくんはいつでもクール。皆好き勝手にやっているように見えるのに、揃って音を出したときの強さな! 以前は通ったあとはぺんぺん草も生えない戦車のよう! とかいってたが、平和を願って今は耕運機と言いたい。土を耕し花を咲かせるのよ。

そう思ったのは最新曲「花を待つ」があまりにもピースフルだったから。沖縄民謡をベースにしたようなループトラック、カチャーシーのように踊り唄うトシミとビッケ。だいたいこんなトラック持ってくるのヒロシくんは天才だし、このトラックにああいうメロディーのせる芸当はトシミにしか出来ないし、ビッケのライムは年々力強く、フロアに笑顔を咲きまくらせていた。ピース。

何が変わって何が変わらないのだろうと思う。明らかに変化があったとすれば、アクティヴになったことかな。特にビッケ。もともとサッカー小僧だった(今も草サッカーやってるのかな?)とはいえ、90〜00年代は酔いどれ詩人と呼ばれたひとですよ。当時はスタンドマイクにもたれかかるようにして唄い語っていたじゃないですか。それが今ではハンドマイクで、挙動もイマドキのラッパーのよう。「Sunday」の跳ねっぷりとかすごいもんね、同じことしたらこっちの息が切れるわ。いつからこうなったっけか……酒をやめたとかいわれてたときくらいからか? この日も最後の乾杯のとき、「俺はこれでいいよ」って水飲んでた。完全にやめてる感じなんだろうか。ヘルシーで本人もそれが気持ちよいならいいことです。


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01月10日(金)
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