ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■『菊地成孔 3DAYS』菊地成孔クインテット
『菊地成孔 3DAYS』菊地成孔クインテット@Shinjuku PIT INN
恒例。「みんな儀式みたいに撮ってるねえ」「はは、ちょっとお待ちください、もう1枚横位置で撮らせてくださいね」「あはは、いいよいいよ、俺も撮る」なんて一期一会の会話が自然に出る方舟の入口。今年の演奏はあたたかい剛の者でした、よいお年を
[image or embed]— kai (@flower-lens.bsky.social) Dec 17, 2024 at 1:35
以前高橋徹也のライヴ後に風知空知のエレベーターに全然知らない男性とふたりきりで乗ったら「…いいライヴでしたね……」と話しかけられて、こちらも自然に「ホントに…すごかったですね……」って答えてふたりしてはあ〜とため息ついて、じゃ、と別々の道を帰ったことを思い出した。この席空いてます? ええ、どうぞ、みたいな会話を初対面のひとり客同士で話して、演奏に聴き入って、MCに笑って、終演後はバラバラに家路につく。好きな時間。
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菊地成孔:vo, ss
林正樹:pf
宮嶋洋輔:g
小西佑果:cb
秋元修:drs
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3DAYSのラインナップにクインテットが入るようになったのは2021年から。2020年は菊地さんと林さんのデュオだった。振り返ってみると2021年はvo, ts, ssで、2022、2023年はvo, ss。歯のこともあるのかな、と思っていたけど、今年もsaxはソプラノのみ。クインテットは菊地さんのssと歌を堪能出来るというカラーが出てきた、か? 以下方舟ピットインの核心は聴き手の心のなかにだけある。しかし書いておかないと忘れる。という自分のエゴの為によるメモです。書いてよさそうなとこと自分が判断したとこだけ。
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・お寒いなか〜と御礼のご挨拶
・2nd setに睨みを利かせる1st set。ふふふ
・こういう筋を通すとこ、現場に足を運んだひとはうれしくなっちゃうね
・全編コート着たまま演奏。風邪ひいてました
・ここんとこ毎年そうではないか。おだいじにですよ
・というか毎年この時期は風邪ひいたり葬式直後だったりと弱っている
・ピットインのキャパだとその弱り具合がダイレクトに伝わりやすい
・ご本人の線の引き方もあるのかも。ここなら、と
・お肌綺麗ね。夜に生きるものだからかしら。というか具合悪くて青ざめてたのかしら
・でも演奏は絶品。というか演奏は生き様だ!
・声がガラガラなのは風邪ひいてるのと、執筆中ずーっとひとりごといってるから
・ひとりっきりで閉じこもって原稿書いてるときってひとりですごく喋ってるんですよ
・ガラガラといってたけどいい具合にハスキーな声になっててよい
・それにしてもいい表情で唄いますよね。いつもね
・あと今回振り付けがいっぱいあった。座ダンス
・ロングトーンから浮かび上がる「Over the Rainbow」の緊張感と開放感よ
・音の残響が全部消える迄聴き入って、一拍置いて拍手するピットインの客も好き〜
・「音が消えていくのを聴く」のよ。それ含めての一曲ですわのよ
・アコースティックセットの「魚になるまで」めちゃめちゃいいよな! ごめんこれオリジナルより好きなんだ……最初このセットで聴いたときはホントたまげた
・女声曲をカヴァーする天才
・天才よな……
・それをいったら「Mr.サマータイム」もなあ
・これを冬に聴けるってのも3DAYSのクインテットの醍醐味
・「色悪」にはSiriを呼び出す呪文が! て話に腹がよじれた
・レコーディング中にSiriが起きてきて傷は舐めない方がよいですよとかアドバイスされる(大ウケ)
・Siriをどうやって呼び出してる? とメンバーに訊くも、誰もSiriを使っていないという
・困って客に訊く。ひとりが「Hi, Siri」と呼び出しますと答え
・わかったそれ歌詞にあるわ!(大ウケ)
・「い」「し」「り」辺りに反応するようです
・どこからがホラなのか! ホラなのか?
・Siriが起きないようにその部分は飛ばして唄います
・同じコードの繰り返しだから飛ばしてもいけるんだよねとのこと
・といいつつ結局唄ってしまう。「どこだかわかった?」
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12月16日(月)
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