ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■mouse on the keys “The Dawn”
mouse on the keys “The Dawn”@ひらしん平塚文化芸術ホール 大ホール

平塚はじめて行った、行ってよかった〜。来年はバリバリ活動するとのこと pic.twitter.com/V2LMOU4A4X— kai ☁️ (@flower_lens) December 3, 2022
初めてフジに出たときを思い出す、呼べるひとを全員呼んだ総力戦の様相。エンピツのサーバが長期間落ちてるときで、長文感想を書きそびれたのでツイートしか記録が残ってない……このときの詳細はFUJIROCK EXPRESSのレポートをどうぞ。しかしこれ、あんまり詳しくないひとが書いたみたいでネモジュンが誰かわかってないし、トビタさんをトミタて書いてる。フェスレポートあるある。

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川撫コ(drs)、新留大介(key)、白枝匠充(pf、key)
稲泉りん(vo)、小林宏衣(vo)、佐々木大輔(tp、fl、cho)、飛田雅弘(g)本澤賢士(sax)根本潤(sax)
rokapenis(VJ)、Hello1103(VJ)
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という訳でネモジュンとケンジーくんが一緒に出てるのなんて初めて観た。一曲目が新曲だったので「ひょっとして全部新曲だったりして…」と思ったが、その後はmotkの歴史を網羅するようなベスト選曲だった。

2020年初頭の『MOUSE 2 MOUSE』以来、三年ぶりのライヴ。「今年(子年)僕たち仕事なかったらどうなるんだって話でしょ!」「子年のうちにもう一度やりたいね、年末とか」なんていってたんだよね……。遠い昔のことのよう。コロナ禍に翻弄され、こんなに動けなくなるとは。

ライヴ活動が出来なくなり、数々のプランが雲散霧消した。そして清田さんが脱退。長い沈黙期間を経て、というかその間川浮ウんも紆余曲折あり(追ってたひとは皆ヒヤヒヤしてたと思う)、この日のライヴが発表されたのは今年の3月下旬。その後チケット情報よりも先に活動再開記念グッズの発表があったり、YouTubeチャンネルで川浮ウんの精神分析等を始めたりと、動いてはいるが新メンバーについてなかなか発表されない。正直「実はいないんじゃ…川浮ウんがまたkeyと兼任するんじゃ……」くらいは思った。10月末になってようやく白枝さんが加入と発表され(しかも顔が殆ど見えない映像。なんでそんなに焦らすか)、「実在した!」と胸をなでおろす始末。白枝さんは川浮ウんと一緒にハネダアカリさんのサポートをやっていた方。意外と近くにいた。

ホール公演というのは予想外だった。資金繰りたいへんみたいだなあという様子も見せていたので(…)、本音をいうと「ほんとにやれるのか?」という思いはずっとあった。近くなったらなったで「ここで誰かコロナ感染者が出たら……」と最悪な事態も覚悟していた。生ぬるい暖かさが続いていた晩秋からグッと気温が下がり、ようやく冬を迎えた感じの当日、半信半疑のまま遠足気分で平塚へ。駅から見える、山に囲まれた風景に気持ちが澄み渡る。こりゃもう「なんとかなれーッ!」(ちいかわ)だな。ホール前の芝生では家族連れが遊び、外から見える多目的ホールではフラダンスの公演をやっている。これから観るライヴとなかなか結びつかない。そもそも着席でmotkのライヴを観るなんて、初めてではないか。

入りは半分くらい。500は入っていたらしい。後ろに来た家族づれが「こんなに規制があるところでマウスを観るなんて初めてだ」といっている。ロビーではクラフトビールが販売(ここら辺も、友人が応援に来たぜ! て感じでジーン)されていたが、当然客席には持ち込めない。「寒いのに急いで呑んじゃった」「途中でトイレ行きたくなったらどうしよう」なんて話している。その反面、地元の催しに来てみたよ的なお客もいて、私の隣は先月のPTA同様motkを初めて観るらしき老夫婦だった。学割で来たらしき若者もいた。ロビーではバンドの友人ぽいひとたちがスーツ姿でテキパキと働いていて、ホール付きのスタッフとのギャップがすごい(笑)。今迄にないかしこまった雰囲気に、こちらも緊張する。


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12月03日(土)
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