ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
[647754hit]
■『国際芸術祭「あいち2022」』2日目
『国際芸術祭「あいち2022」』2日目
名古屋に一泊し、翌日はお初の一宮会場へ。
-----
https://flower-lens.tumblr.com/post/697693680972300288
■オリナス一宮
1924(大正13)年竣工の旧名古屋銀行一宮支店(設計:鈴木禎次)。
・奈良美智
大好きな夜の羊たち、「Fountain of Life」に再会出来てうれしかった! 案内サインも本人画ってところににっこり。
-----
https://flower-lens.tumblr.com/post/698055188360101888
■つむぎロード
普通に住人の憩いの場となっている様子。日曜日だったからか、駅前やアーケード街にはいろんな遊び場が設けられ、キッチンカーも出店していた。遊ぶこども、ビールを飲む大人たちを眺めるのも楽しい。
・バリー・マッギー
どこに作品が? とトイレの裏側にまわると巨大な壁画。作品を送ってきたのではなく、作家本人がここにいたという痕跡にはやはり心を動かされるものがある。
■一宮市役所
ロビーが展示場。
・眞田岳彦『あいちNAU(綯う)プロジェクト』
羊毛産業が盛んな愛知で、300人の参加者が縒り合わせた大綱。樹木のように力強いが、ひとつひとつの糸は柔らかく繊細。
■旧一宮市スケート場
スケートが盛んな愛知県ならではの遺構!
・アンネ・イムホフ『道化師』
氷を張っていないリンクはパイプがむき出しで、歩くのにもひと苦労。これだけでも貴重な体験。大型スクリーンには踊るダンサーの映像、ラインアレイスピーカーによる音響も抜群。リンク上に観客が降り、スケーターではないダンサーを観るというギャップも面白い。
■旧一宮市立中央看護専門学校
設備がほぼそのまま残っているので、ベッド、機器洗浄のためのシンク、資料が集められた図書室や標本室に作品が展示されている。
・小杉大介『赤い森と青い雲』
そこにいたであろう患者と付き添い、医療従事者の会話。病院ではなく看護学校なので、本当の病人がいた訳ではないけれど、そこには死の匂いと生への憧れがあるように感じる。
・ケイリーン・ウイスキー『ハッピー・プレイス』『ストロング・クンガ》』
靴を脱ぎ、畳敷きの和室で観る。先住民の文化を奪った侵略者に慣れ親しむ人物は、自然と消費を映像で描く。
ワタシの振付で踊る西瓜姉妹(ウォーター・メロンシスターズ)。丁度誰もいなかったので面白くなってガンガン踊っていたらいつのまにか背後にひとが入ってきてて恥ずかしい思いをした(が楽しかった) #あいち2022 pic.twitter.com/4V6yI5IQzr― kai ☁ (@flower_lens) October 10, 2022
・西瓜姉妹(ウォーターメロン・シスターズ)『ウォーターメロン・ラヴ』『ウォーターメロン・アバター』
ハッピーなヴァイブスいと上がりけり! 性的解放を応援するクィア姉妹。前日の百瀬文『Jokanaan』よろしく今度は自分がモーションの人形になってみる。映像と音楽とダンス、ご本人たちも来日し市内を練り歩いた日もあったそうで、現場もんの強さを垣間見ました。
-----
https://flower-lens.tumblr.com/post/698055305699983360
■国島株式会社
バスに乗って駅から離れた尾西エリアへ。停留所からの道も遠足気分。この辺りから雨が降り出す。昔懐かし、こどもの頃絵本で見る工場はこんなのこぎり屋根だった。今もその姿を残す場所。
・曹斐(ツァオ・フェイ)『新星』
これは全編観たかった〜! レトロ・サイエンス・フィクションのもはや映画。国家プロジェクトの実験により、時空ともに離れ離れになった父子の物語。
観られた場面は父親が俺がお前を実験台にしたのだ、すまん許してくれ〜しかしお前がこれを見たとき俺はもうこの世にはいないのだ〜みたいなことをいってる映像を息子が見つけたところ。ぎゃー先が気になる!
レトロフューチャーなロケハンも素敵といったら語弊があるか、1957年ソ連の支援によりつくられた施設だそうです。
-----
https://flower-lens.tumblr.com/post/698055409721868288
■のこぎり二
[5]続きを読む
10月09日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る