ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■新国立劇場バレエ団『ニューイヤー・バレエ』
新国立劇場バレエ団『ニューイヤー・バレエ』@新国立劇場 オペラパレス
新国立ニューイヤー・バレエ、バランシンの『テーマとヴァリエーション』と、一年越しで観られたビントレー 『ペンギン・カフェ』🐧! ペンギン・カフェの曲をペンギン・カフェ以外が生演奏するの初めて聴いたので感激もひとしおでした。 pic.twitter.com/OMCcplPgNU― kai ☁ (@flower_lens) January 15, 2022
一年越しで「ペンギンパンツを履いて『ペンギン・カフェ』を観に行く」夢が叶いましたよ。
しかしそもそも、今年の『ニューイヤー・バレエ』のプログラムに『ペンギン・カフェ』は入っていなかったのです。これ迄の経緯をメモしておきますね。
昨年行く予定だった『ニューイヤー・バレエ』は、開幕直前に公演関係者にコロナ陽性の方が出て中止になり、無観客配信で上演という形になりました。諸々の都合で私は配信を観ることが出来ませんでした。
・(20210106)【重要】1月バレエ公演「ニューイヤー・バレエ」公演関係者の新型コロナウイルス感染/公演中止について┃新国立劇場
・(20210108)「ニューイヤー・バレエ」無観客ライブ配信(無料) 実施のお知らせ┃新国立劇場
今年の『ニューイヤー・バレエ』の演目が発表されたのは昨年の三月。新制作の『夏の夜の夢』と、『テーマとヴァリエーション』の上演が決まっていました。ところが夏に再び感染状況が悪化。新作を準備することが困難になり、代替演目として再び『ペンギン・カフェ』の上演が発表されました。
・(20210302)2021/2022シーズン バレエ&ダンス ラインアップを発表しました┃新国立劇場
・(20210818)【重要】2021/2022シーズン「ニューイヤー・バレエ」 演目変更のお知らせ┃新国立劇場
その後も状況は一進一退。入国制限が厳しくなり、指揮者もクーン・ケッセル→ポール・マーフィー→冨田実里に。
・(20211021)「ニューイヤー・バレエ」指揮者変更のお知らせ┃新国立劇場
・(20211210)「ニューイヤー・バレエ」 指揮者変更のお知らせ┃新国立劇場
………転記してるだけでも胃が痛くなる。現場の方々はどれだけたいへんだったことか。無事幕が開き千秋楽が迎えられて本当に良かったです。という訳で、新国立劇場バレエ団鑑賞デビュー。
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『テーマとヴァリエーション Theme and Variations』
振付:ジョージ・バランシン
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
指揮:冨田実里
管弦楽:東京交響楽団
帝政ロシア時代へのオマージュ、ザ・バレエな衣装と美術にうっとり。群舞の美しさにうっとり。柴山紗帆さんと渡邊峻郁さんが初役。躓いたのか一瞬バランスが崩れたり、少しだけヒヤリとするところもありました。でもリカバリも早く素晴らしかったです。
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『ペンギン・カフェ ‘Still Life’ at the Penguin Caf醇P』
振付:デヴィッド・ビントレー
音楽:サイモン・ジェフス
指揮:冨田実里
管弦楽:東京交響楽団
ヴォカリーズ:引田香織
協力:英国バーミンガム・ロイヤルバレエ
ペンギン・カフェのコンサートに行くと、当然ですがこの作品のチラシも受け取るのです。それ以前からも上演の機会は少なくなく、観たい観たいと思いつつ随分経ってしまった。『ペンギン・カフェ』バレエ、やっと観ることが出来ました。冒頭のツイートにも書いていますが、ペンギン・カフェ(・オーケストラ)以外の演奏でペンギン・カフェ・オーケストラの楽曲を聴くのは初めて。着ぐるみで踊るバレエを観るのも初めて。
南極からパーティ会場へ。ウェイター姿のペンギンたちが、グラスの載ったトレイを掲げよちよち駆けまわる。きゃー、かわいい! 軽やかなのによちよち! 華麗なステップなのに、バレエなのにペンギン! 衣裳もかわいいわあ、ソックスが黄色だわ。あんなに大きなヘッドドレスをつけているのに、なんでこんなに動けるんだろう。視界も悪いだろうに、すごいすごい………。
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01月15日(土)
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