ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■Jagatara2020『虹色のファンファーレ』
Jagatara2020『虹色のファンファーレ』@Shibuya CLUB QUATTRO
ファンキーな法事でした、最高 次回も参加したいがそろそろ不安だな、しかし今回参加してた若い世代を見て音楽は残るぜと思ったのだった。アケミの命日だったけどナベさんと篠田さんの写真もあってうれしかったな #Jagatara2020 pic.twitter.com/WH9xz2NxRu― kai (@flower_lens) January 27, 2020
ワタシのアフロポリの原点は窪田晴男経由のヤヒロトモヒロさんです、ラブ♥
十三回忌以来、江戸アケミの法事。いやはやまた出席出来るとは思ってなかった、開催に尽力されたメンバーとスタッフの方々に感謝を。今回は三時間半ってとこでした(笑)。疲れはしたがライヴの内容はダレるところが全然なかったなー。出順含めた構成演出もかなりつめて考えたんじゃないでしょうか。ライヴイヴェントとしてもすごくよいものでした。この手のやつって大概毎回ひとりは泥酔してるひとが出て来ていろいろぶち壊すんだけど(…)今回はそういうのもなく、皆大人になったなあと思いました。勿論いい意味で。
今回(やってるのが本人たちなんで語弊はあるが)Jagataraのハコバンがいたってのが前回とは大きく違ったことで、FISHMANS方式といおうか……Jagataraを聴きにきたひとたちにJagataraの楽曲を提供することに徹していたのがよかった。バンマスに抜擢された宮田岳さん(ex. 黒猫チェルシー)の貢献がデカい。いちばん若いのにあのコワモテ(ほめてる)たちをようまとめたなあと感服。そしてすげえいいベース弾きますね! 今後注目していきたい。
開演前の間、フロアにはずっとJagataraのライヴ音源が流れていた。フルハウス、熱気もすごい。開演時間が過ぎると、待ちきれなくなったひとたちが音源にあわせて唄い出す、その歌声が拡がっていく。これには感動。図ったかのように「もうがまんできない」が終わるとともに暗転、大歓声。出て来たのは……吹越さんでした。そうだよ今回出演者が発表されたとき、吹越さん? 何する? と思ったんですよね。ソロアクトでもおなじみの燕尾服で盛装。ソロアクトでもやっていた、「オー・ソレ・ミオ」にあわせて、傘入れビニール袋をいっぱい繋げたやつに息を吹き込んでって長くするやつでした(笑)。途中から村田さんが登場、セッションになる。トロンボーンの音色とスライドが袋の伸縮とシンクロする。やがて袋はフロア迄伸びていき、やんややんやの喝采です。ここで、こんな形でソロアクトを観られるとは〜!
ちなみにこのネタね。
EBBYに「EBBY!」「EBBYいけ!」なんて声がとぶ。「いけって(笑)いきますよー!」とまずはEBBY vo.の「裸の王様」。ゲストヴォーカルのトップバッターはトモロヲさん。このひと、このメンツのなかでも年長組の方なのに、いつもこういう飛び道具っつうか起爆剤みたいな使われ方されるの最高ですね。久しぶりに上空に唾をはくアクションも観られてシビれた。以前本人がいってたけど「でもあれって、上に吐くから結局自分にかかるんですよ(笑)」。そういうところも最高。
二番手オーケン。開口一番ボソッと「ナゴムレコードが続きますね……」、ドッとウケる。「『タンゴ』が好きで好きで、あちこちで弾き語りでカヴァーして。あるとき町田さんと共演したんですけど、そのとき町田さんに『大槻くん歌うまなったなあ』っていわれて。そのあと巻上さんと共演したら『大槻くん、歌うまくなったねえ!』っていわれたんですう。大好きで何度も何度も唄ってたら、そのうち『タンゴ』って僕が書いたんじゃないかなあって気がしてきて……あ、ちがった。って」。
鮎川さんが登場すると「鮎川さんだよ!? 鮎川さんと共演できた〜!」とEBBYがキャッキャ喜んで、こっち迄ニコニコする。言葉の怖さを知っているであろう、言葉を生業とする町田さんが静かに伝える歌声。余談だが町田さんはもともと朝型で、ライヴは夜だったのでそのときには疲れ果てていていつも満足のいくものにはならず苦しかった……みたいな記事を最近読んだばかりだったので、今日ももう疲れて眠いのかもなあと思った(笑)。それでも来てくれたんだなあとしみじみもした。
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01月27日(月)
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