ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■D遵ッ D遵ッ MOUSE “be yourself” release oneman tour
D遵ッ D遵ッ MOUSE “be yourself” release oneman tour@TSUTAYA O-EAST
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Key, Track operate:D遵ッ D遵ッ MOUSE
G;観音(Sawagi)
B:雲丹亀卓人(Sawagi)
Drs:山本晃紀(LITE)
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『be yourself』リリパ。うええええハッピーでアッパーで楽しくてずっと笑ってた〜。twitterで「今年はいっぱい素晴らしいライブにありつけているけど、『楽しさ』においては、今日のデデさんが今年一番かもしれない」と書いてる方がいて激しく頷きました。
映像化の企画(後述)が事前発表されており、ステージ演出もかなり力が入ったもの。80年代のディスコ〜90年代の違法レイヴ会場に、ハッピーなダンスミュージックをノンストップで演奏するバンドがいる──そんなコンセプトに基づき彩られた空間へと入場すると、左右のスクリーンにはネオンを模したウェルカム看板、DJ yourself(ライヴ後デデくん本人だと発表されてたけど、まあ、ねえ?(微笑))によるゴキゲンな音楽が迎えてくれる。ダイナーとロフトのイメージがしっくりくる、赤基調の内装が洒脱といかがわしさを匂わせるO-EASTという会場選択も、この演出を最大限に活かすものだったように思います。なんか丁度いいんだよね。閉鎖的ではないけど広過ぎるということもない。あとトイレのドアの下部分がかなり空いてるところもヘルシーとヤバさが相俟って好きなところ(笑)。初めてクラブを訪れた子が、ちょっと怖いけどこのなかに入ればワクワクするような音楽が待っている! とちいさな勇気を出して一歩踏み込むのにうってつけのハコ。で、入ってみたら全然怖くなくて楽しくてたいへん、みたいな。そんな時代が自分にもあったわと勝手に懐かしく思ったりもしましたよ。
さてステージ。センターには電飾ビッシリのデデくんのコックピット……というよりお立ち台だな、デデくんの音楽で誰よりも踊るのはデデくんだからね! 上手側に山本さんのドラムセット、下手側に観音さんと雲丹亀さん。サポートメンバーは白シャツに黒パンツで統一、デデくんは黒Tシャツにブルージーンズ。ラフなところがまた、踊るぞ! という意気込みを感じさせます。レーザーは七台だったかな。昨年のUNITではキャパオーバーじゃね? というくらいのレーザー使いで、当たったら死ぬくらいの危機感(笑顔で)がありました。スリリングで非常に面白かったんですが、ハコのつくりがちょっと変則的(なんかあそこスクエアプッシャーのマークみたいな形よね)なので効果が行き届かないケースもあったように思ったのです。今回のO-EASTでは、UNITでは観ることが出来なかったシンメトリーな照明が鮮烈。跳びはねるデデくんの髪が、指先がレーザーの光に触れると、反射して七色の光になって飛び散る。デデくんの自身がプリズムになってる! これは本人意図して動いてないと思うんだけどドラマティックでたまらんもんがありました。ここ、映像に残っててほしい!
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09月14日(金)
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