ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
[647661hit]

■mouse on the keys『OUT OF BODY TOUR 2017』
mouse on the keys『OUT OF BODY TOUR 2017』@Shibuya WWW X

レコ発ツアーですよ〜と言っても昨年からずっとツアーやってる感じですよね、海外でのライヴ含め。そして『OUT OF BODY』は昨年既に入手しており聴き倒しているのであれっレコ発まだだったっけ? という感じ。

しかしライヴが観られるのはいつでも嬉しく、しかも直前にLITEの出演も決まったもんで舞い上がりましたよね。昨年秋からアメリカツアーを続けているmotkとLITE。一時中断を挟み、三月からまた渡米です。お互いの曲をカヴァーしたスプリットEPもリリースしており、国内でもこのツーマン観られればいいのにと常々思っていました。願ったり叶ったり、舞い上がって最前列で観ましたよね(いや、整理番号順に入れなかったにも関わらず行けたんだよね…端っこだけど……物販に寄ってたひとが多かったんだろうか)。

というわけで先攻LITE。最前なもんで井澤さん(B)かぶりつきでございました。冒頭から音圧でむせる(咳き込む)という珍しい体験もしました。胸をドッと衝かれる音の塊! たまらん!

いやさ……LITEをこんな前で観たの初めてだったんですよ。プレイヤーの足元とか手元がちゃんと見える位置でってのが。まずベースのエフェクターの量にひいっとなりましたよね。えっここギターの立ち位置じゃないよね? とか思いました。そして演奏が始まってみればえっあの音ベースが出してたの?! シンセじゃなかったの? と思われる箇所の多いこと。腰が抜けました。エフェクトだけでなく、16ビートをピックでガツガツ弾くわ(「Parallel Universe」のフリーを思い出してみよう! 指弾きじゃないのよ!)スラップもバッキバキだわ山本さん(Drs)から熱い視線を受けてるのがよく見えるわ。あれな、リズム隊の阿吽の呼吸がよく判りました。いやー、あんだけ弾ければさぞ楽しかろうな……実際すごい楽しそうに弾きなさる。楽器が唄う唄う。演奏終わるとペコっとおじぎしてマイク通さないで「ありがとうっ」とかいう。おまっ、これ前の方じゃないと聴こえんわ!…ほ、惚れた……。いやーよかったなー。よかったなー(うわごと)。

ちなみにLITEは四日前にもここWWW Xでワンマンライヴをやっており、「デジャヴかなー」と武田さん(G)。「ツアー続いてて、明日は広島なんです。今夜車で出発なんですけど、マウス先輩から出てって言われて」。マウス先輩…ね、鼠先輩……。鬼か鼠先輩。しかしここではたと気付く、あれっmotkの方が先輩? LITEは2003年で、motkは2006年の結成なのでmotkが下あるいはおない歳くらいだと思ってた。まああれか、川浮ウんたちはmotkの前にnine days wonderやってたしな。この界隈のnine days wonderに対するリスペクトって結構なものを感じるので、川浮ウんは番長みたいなポジションなのかもしれないと勝手に妄想。それはともかくLITE、最後の「100 Million Rainbows」ジャム部分で武田さんが「The Arctic Fox」のリフ入れてきましたよ! ワッとわくフロア。これは粋だったなー! ネモジュンのうたも聴けてよかったです、イエ〜。

さて鼠先輩(ちがう)。転換もガッツリ見ていたわけですが、ドラムのセッティングシートがあるのが面白かったな。他のバンドでもそうなんだろうか? フロアにバミリ張るんじゃなくて、バミリを張ったシート(絨毯みたいなの)をまず敷いて、そこに各パーツを配置していくの。毎日のように違うハコ、現地のスタッフとのやりとりになるトラヴェリングバンドならではのアイディアかなと思いました。便利というか機能的。そしてガーン、目の前にモニター置かれてしまった。せっかくの最前なのにスネアが見えん。


[5]続きを読む

02月08日(水)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る