ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■『PLAY VOL.35』
『PLAY VOL.35』@Shibuya La.mama

思えばこのシリーズの初回(『PLAY VOL.1』)がmouse on the keysとスガダイローTRIOだったんですね。あれから四年、VOL.35の今回はmotkとBO NINGEN。

で、motkの演奏、殆ど見えませんで。ひもピーンでワンワンワン! なときの(←このたとえでわかるひとがいるのか)川浮ウんの頭が時々見えるくらい(…)。転換時あの蛍光白色照明片付けてるのを見て、ああ照明持ち込んでたんだなと判る有様です。あとな、このバンド座奏なので、観る立ち位置の判断を誤ると全く見えないのな……。ラママってつくりが独特なので未だにどこに立てば見晴らしがいいのかわからないー。音からして四人編成(メンバー+ケンジーくんかな)、今年はライヴ本数も多いためか、同じ曲をやってもイントロ、アウトロ、ブリッジがインプロづくしで展開が読めなくて面白い。プレイヤーの表情、目線の動きどころか手の動きも見えていないので、音がどこに動いていくか予想出来ないというスリルもありました(……)。

そういえば入場時、フロアをTシャツ姿の清田さんがふらふらしていたんですけど演奏時は黒のジャケットかシャツを着ていたようなので、やっぱりライヴは衣装でという意識があるんだろうなーと。motkはそういうとこ拘ってますもんね。

BO NINGENはお初です。山川冬樹周辺から知ったんだっけな……ロンドン拠点のバンドだそうで、今月帰国? 凱旋? 来日? てな感じで滞在中たくさんライヴをやる模様。耳栓持ってきてなかったのを後悔したが、あの圧! Borisとかもそうだけど、轟音で血流がよくなる気がしますね……低音で肌がビリビリブルブルする感じ。皆さん灰野敬二かゆらゆら帝国の千代さんみたいな姫カットロン毛をふりみだして演奏してるので、あんまり顔が見えません。よってメンバーの区別がつかない。

Vo/Bの子はMCのとききちんと客を見て話すので、顔が見えました。山岸門人に似ている。門人くんがロン毛になったらこんな感じなんだと思う。なんか声も似てたで。かわいらし。演奏とのギャップがすごい。ベースでヴォーカルて難しいイメージあるけど、それを微塵も感じさせないし、しかもゴリッゴリのベース弾くんですよ。骨太い! 好き! や、こりゃハマる。そしてMCは終始丁寧語、日本語で話したあと英語でも話すひとり同時通訳な気配りで(外国人のお客さんも結構いたので)そのギャップがまたかわいらし。帰宅後思わずtwitterのアカウント探したよね…かわべくんという子でした。ツイートもかわいらしいな。終演後も物販に自ら立ち、サインやお話に応じておりました。こういうとこ慣れてるというかこれが日常なんだろうな。オルタナインディーの心意気。

会場でもらったフライヤーを見ると、かわべくん個人で出演するイヴェントも何本かあるようで(千代さんと共演するのもある。ちょ、うつむいたら区別つかん)「ベースで弾き語り……?」と思ったがラップもやるらしい。底が知れんな! ますます気になる。フジでも持っていきそうだなあ、時間的に間に合いそうにない(ホワイトのトップバッター)んだけど間に合ったら目撃したい!
07月06日(水)
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