ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
[648426hit]
■『新しき世界』二回目
『新しき世界』@シネマート新宿 スクリーン2
新宿での上映最終回に行ってきました。ああ待ち遠しかった!この一ヶ月って何だったんだ…来日ラッシュにも程が……しかも一軍ばっかりだったからな!仕事もちゃんとやってます!大人だから!映画館に行けないジリジリ感のなか、twitter経由で沼先輩たちによる考察やヒントや萌えを浴びるように読めたことはホントーに有難かったです。監督のインタヴューや本国でのレヴューもいろいろ教えてもらった……おかげでとても有意義なリピートになりました。で、それを確認出来たらますますまた観たくなる病が。ほんっと恐ろしい作品な!もうこの一ヶ月の転がり落ちっぷり、自分でも怖いわ!(満面の笑み)
あのときのあれがこの伏線、とかあの仕草にはこんな意味が、と言うところを注意して観ていくと再発見が続々。以下おぼえがき。まるっとネタバレしてますよ。
・煙草を誰と誰がいるときに誰が吸うか吸わないか、これホント大きなポイントだった
・葬式のときの動線とか誰が誰に寄ってくかってとこでも力関係が丸見えになるんだよね…注意して観てたらホントあからさまだった。厳しい……
・で、ジュングかわいそう!となる
・喪章(腕章)の線の数の意味とかも教えてもらってから観たらいろいろと思うところが…せつない
・こうやってみると、おとなりの国なのに知らないことが多いわ韓国。ウチの実家(宮崎)近いから小学校で交流行事とかあったのに!書き初め交換会とかやってたのに!
・最近熊本出身のひととも話題になったんだよね。朝鮮飴ってお菓子あったよねえって。朝鮮漬ってのもあって、今思えばあれって白キムチだわ。ラーメン鍋とかチョンゴル鍋とか普通にスーパーにあったで(なんか日本用の品名になってたけどあれはそうだ)
・普通に北京鍋もあったよ(これは中国か)
・そういやウチの親は台湾からの引揚者で、帰るとき仲良くしてたおうちから食器とかいろいろ貰ったって言ってたわ
・いろいろ国がまざってますが、改めて九州って土地のことを考えましたわ
・話が逸れた。そうなんだよなー、外国の映画を観ると言うことは、作品を通してその国の文化や慣習を知ることでもあるんだわと改めて思いました。で、もっと知りたくなるね!
・初見ではジャソンとチョンチョンの関係性があまりにも感動的で、終盤はもうふたりのことばっか考えちゃってたんですが(笑)、リピートすると他のひとのこともそうだったそうだったと観られるようになってきます。ホントリピート出来てよかった……
・課長やジュングのことが気になっちゃってなー。今となってはどっちもかわいそう!
・出所(てか証拠不十分で釈放)して誰も迎えにきてなかったときのジュングの心情を思うとつらしまだよ
・ここで改めて初見時思った、ホンの「手札の出し順が絶妙」ってことを思い返す訳ですよ
・「たら」「れば」の逆版と言うか、「登場人物があのときあのことを知っていれば、事態は全く違う方向へ転がった」「知らなかったからこういうことになった」と言うのが、時間を遡ることで判明する構成なんですね。事情を知ってから見直すと、その擦れ違いがまざまざと浮き彫りになる。それも数分、数秒単位の情報で
・特にすごいと思ったところを整理して書き出してみます。これもはや自分の頭の整理のためだわ
・チョンチョンたちが襲撃された場に何故ジャソンがいなかったのか?それは課長に呼び出されていたから
・課長はジャソンに「おまえが裏切ったと思っていた」と言う。過去に同じことがあった(部下に裏切られた)、と
・課長がそう思ったのは、シヌとソンムが警察側の人間だと言うことがバレて殺されたから。直後課長はジュングを呼び出してチョンチョンの(偽)情報をつかませる。ジュングは「毒を呑む」ことを決意し、チョンチョン一派(勿論ジャソンも含まれる)を潰す指示を出す
・その後シヌたちの情報が漏れたのは、ジャソンからではなくハッキングによるものだったと判る
・そのハッキングによってチョンチョンはジャソンが潜入捜査官だと言うことを知っているが、倉庫でシヌとソンムを惨殺した際それを隠したままにしておく
[5]続きを読む
03月20日(木)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る