ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■はえぎわ×彩の国さいたま芸術劇場 ワークショップから生まれた演劇『マクベス』
茂手木さんの魔女は獣のような仕草をしても下品にならず、マクベスを遠くに見やり乍ら猫の声色と仕草を見せる姿もかわいらしかった。異界の際から、愚かな人間の営みを見つめているよう。なんでもワークショップの段階では3人の魔女をひとりで演じたそう。今回も魔女チームの象徴ともいえるはたらきを見せていた。そしてマクダフ夫人役がまたよかった。「筋肉あっても死ぬの!」には大笑いしてしまった、なんて愛しいマクダフの妻。名前がほしい。

スコットランドは日本の東北なのだろうかなどと思う(秋田は日本のグラスゴーが刷り込みの人)。一応説明しておくと、「秋田は日本のグラスゴー」というのは90年代のUKと日本の音楽シーンが地方によって似通っていると一部でいわれておりまして……ってこれ誰がいいだしたんだっけ? USハードコアの流れが何故か北海道で勃興したことにも通じており、風土から生まれる音楽というものは(以下長くなるので割愛)。

しかしそれなら上村聡演じるロスだけが東北弁だったのは何故なんだろうかという疑問も湧く。階級とか身分の差を表していたのだろうか……なんて、ダラダラ考える帰り道のなんて楽しいことよ。このカンパニーで他のシェイクスピア作品も観てみたい! 密かに待っています。

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・はえぎわ×彩の国さいたま芸術劇場「マクベス」稽古場レポート / ノゾエ征爾インタビュー┃ステージナタリー
また本で読んでいくと「あ、とても素敵な言葉だな」と思うんですけど、それをいざ俳優の身体を通して、音として聞いてみると、頭に入ってきづらいところが多々あって、そこも難しいなと。でも取り組んでいくうちに、あの特有な言い回しが作り手としてはとても楽しくなってきて、ともすると、自己満のような悦に入ってしまいそうになるので、気をつけないといけないなと思っています。
謡いすぎず説明にせず、台詞の肝を観客の頭に届けるスキルはやはり必要なもの

・杏、ギター弾き語り動画公開「一人ひとりが今、できることを」┃cinemacafe.net
2020年、コロナ禍のステイホーム中に杏さんが発表した「教訓1」のカヴァー。私もこれでこの曲を知りました

・それにしても先月の『すし屋』からの首ネタ、つらい(笑)。見世物的な処刑ってほんとバラエティに富んでいて人間てホント残酷ねーと思う。ちなみに今迄でいちばんヒィイイイとなった処刑方法は、『藪原検校』のお蕎麦いっぱい食べさせて宙吊りにして腹切るやつですね〜ヒー

心のふるさとさい芸に帰ってきたぞーリニューアルオープンおめでとうございます! pic.twitter.com/s29L1TYlGx— kai ☁️ (@flower_lens) March 2, 2024
うううここだよここだようれしい pic.twitter.com/9UjFnKDd56— kai ☁️ (@flower_lens) March 2, 2024
さい芸、レストランやまはなくなりカフェペネロペと入れ替わりでCafe Paletteというお店が入っていました。スリランカのスパイスカレーとか、攻めたメニュー。おいしい。コーヒーもおいしい pic.twitter.com/n3Gs3zNubh— kai ☁️ (@flower_lens) March 2, 2024
お参り pic.twitter.com/xdAbCIG9b0— kai ☁️ (@flower_lens) March 2, 2024
久しぶりのさい芸がうれしくていっぱい写真撮っちゃった。そうそうカフェは現金不可でした。Suica使えてよかった、多めにチャージしといてよかった。チャージだけのため戻るには、与野本町駅は微妙に遠いのでな……

これに差し替えられてたの pic.twitter.com/vwDJ6SNMRd— kai ☁️ (@flower_lens) March 2, 2024
劇場近くの中学校沿いに設置されている、『彩の国シェイクスピア・シリーズ』出演者の手形レリーフとサインとも再会。ニコニコと眺め乍ら歩いていたら、ある箇所で違和感が。えーとこんなのなかったよな、と一瞬考え、はたと気付く。ここ、四代目猿之助のレリーフがあった場所だ。うーーーーーん

03月02日(土)
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