ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■『ハルビン』
そして伊藤博文役、リリー・フランキー。いい仕事してはりました。他の日本人役はほぼ韓国の役者が演じていたのだが(パク・フンが怪演!)、やはり日本語の発音が気になってしまう。そうした引っ掛かりなく伊藤の言葉を聴けることは重要なことだった。リリーさんがこの役を引き受けてくれてよかった。ところでエンドロールで本名を初めて知りました。思えば本名なんなんだろうと考えたことすらなかったなー。リリーさんはずっとリリーさんです。クロスビートで下ネタイラストばっか描いてたリリーさんのままです(ニッコリ)。
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・ハルビン┃輝国山人の韓国映画
いつもお世話になっております。やっぱ特別出演ではあったんだ、チョン・ウソン。出るの全く知らなくて、鑑賞前にうっかり読んだレヴューで知ったという。これは知らずに観てビックリしたかった。でも知ってなきゃ誰か分からなかったかもしれないと思う程ボロボロの役だった。せつない。
しかしこれって、サプライズ扱いだったんだろうか? メディア自粛の流れでこうなったの? 『消防士』におけるクァク・ドウォンみたいな扱いだよな……パンフレットのプロフィール写真もどれですか? てな遠景写真だった。うーーーん
・韓国の独立運動家を描いた『ハルビン』、苦難の歴史に光を当てる映画の力「国や人が正しい方向に進めるように」【ウ・ミンホ監督インタビュー】┃HUFFPOST
「当時の韓国には身分制度があり、ウ・ドクスンは一般的な民で、キム・サンヒョンは貴族階級にあたる両班(ヤンバン)でした。(略)国を奪われたら、階級は関係なくなる。そんな2人が国を取り戻すために共に闘い、命を預け合う中で生まれてくる私的な感情にもフォーカスをあてました」
「記録には残っていなかったのですが、実際には女性も関わっていたのではないかと思い、コン夫人を登場させました。彼女は女性の独立運動家が確かにいたのだということを象徴する存在です」
「歴史を描く映画が必要なのは、それを伝えないと、繰り返されてはいけない歴史、悲劇がまた繰り返されてしまうからです。過去と今が繋がるストーリーには、国や人が正しい方向に進めるように、という思いを込めています」
コン夫人を演じたチョン・ヨビンも素晴らしかった。彼らがいてこそのラストシーン、本当によかった
07月14日(月)
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