ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■エマーソン北村+宮田岳 SESSION!
北村さんは「めっちゃリラックスしています」、とエレピ、オルガン、ポエトリーリーディング(岩波新書を開いて朗読も。タイトルは見えなかった、何の本だったんだろう)に歌と、柔らかく沁み入る演奏。宮田さんとのトークも楽しく、メキシカンパンダの話に大ウケ。穏やかな北村さんが「無茶苦茶かわいいの!」とこのときばかりはテンション高くなっておりニコニコした。気になって帰宅後検索しても全然見つからないメキシカンパンダ、実物を見てみたいよ〜! 最初そういう品種がいるのかと思ったよ〜!

インプロのお題は「縄文人のヲどり」「レゲエベース」「暗号解読」「におい」。「陶芸をやっているので縄文土器も好きで。川も森も豊かな日本では、縄文人はあんな複雑な紋様の土器をつくるくらいのゆとりがあったようなんです。砂漠が続く大陸の方では、ああいう土器は見つからないらしい」。超難解なナチスの暗号がAIで簡単に解読出来たというニュース(エニグマのことかな→・現代AI技術がエニグマ暗号を13分で解読:第二次世界大戦の難題が今やあっという間に┃イノベトピア)から、「当時の人間が寄り集まってウンウン考えて作ったものを、AIは一瞬で解いちゃう。人間ってかわいらしいというか愛しいなって……」「暗号解読の仕事には女性たちが従事していたんだよね」などなど、キーワードにまつわるふたりの話も興味深いものばかり。

北村さんの「Jagataraにはかっこいいベースラインが沢山あったので、そこから何か選んでみて。キーだけ教えて」という言葉のあと、イントロでおお、これは! となったベースライン。瞬時にキーボードが重なる。これなんだっけー、知ってる! でもタイトルが出てこない!(加齢)と思っていると、聴こえてきたのは「口笛を鳴らせ」「お前の考えひとつで どうにでもなるさ」のキラーセンテンス……「みちくさ」だー!!! ギャー、来てよかった!!!

その後「意外に思われるかもしれないけど」(いや、そんなことないよ!)と演奏されたカーペンターズ「We've Only Just Begun」のカヴァーもよかった。ベーシストでしか知らなかった宮田さん、こんなに魅力的なギターと歌を持っていたんだと5年経って知ったのでした。次回こそ『GET CRAZY』で! 待ってますね。

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昨晩のSUPER BADイベントの余韻がまだ胸に残ってます。友情出演のこだま和文さん、松竹谷清さん(TOMATOS)も最高すぎてシビれました。考えてみればSUPER BADのお二人が同じステージに居たのは他に高橋バンドだけだと思います。思い出に記念写真を。 pic.twitter.com/XAfGAyDF7X— 高橋徹也 (@takatetsu_info) October 9, 2017
入場前に隣の251を見て、あー昨日はここで高橋さんだったんだよなあ(ここんとこ悉く日程が合わない)……などと思いつらつら検索していたらこれがヒット、清さんと接点があったのかと驚く。鹿島さんの人脈〜! そうそう、Jagatara2020の「みちくさ」はエージさんとせいこうさんと近田さんでやったっけ。この日いちばんアガったナンバーだったなー

昨日の松竹谷 清 ! pic.twitter.com/n2xbxUtFi2— こだま和文 (@Kazufumi_Kodama) October 9, 2017
この日の清さん。こだまさんも現在闘病中、ふたりともはやく元気になって

・コード・ガールズ 日独の暗号を解き明かした女性たち┃みすず書房
帰宅後暗号解読の参考文献を探していて見つけた本。読んでみたいー

06月14日(土)
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