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I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■『FESTIVAL de FRUE 2023』DAY1 その1
昼ごはんを調達、二階席に陣取り、以降は転換毎に席を移動しつつ過ごす。そうなのいつも席が適度に空いてるの。近くで観たいひとや踊りたいひとは一階のフロアに降りる、休みたいひとやのんびり観たいひとは椅子席に上がってくる。快適。敷地内のホテルノースウィングも出入り自由でトイレが利用出来るので、転換時に飲み物を買いに行ったり(瓶、缶は会場持ち込み禁止でしたがペットボトルはOK)、ロビーでポプコンの歴史パネル展などを観たりしました。
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■CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUIN(The Hall)
お初です。プロフィールには「東京発の3人組コミックバンド」とありました。しかし笑わせるようなMCはなく、楽しい歌と演奏で皆ニッコリ。サポート入れて全員で6人だったかな。Drs、Perc、B、G、Key、DJ、Voという編成で、ほぼ全員が複数のパートを担当。メインでVoを張っていたサポートの方は手持ちのシンバルをマレットで叩き乍ら唄う。パーカッションの音数も多く、気持ちいいリズム。中南米音楽のリズムパターンの1種が“cho co pa co cho co quin quin”なんですって。「リンゴ追分」のカヴァーも格好良かったです。
・CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUIN、「都内の路上にて曲を作る」動画が話題に バンド結成から無二の音楽性まですべてを語る┃Real Sound
ルイス・コール、Clown Coreの名前も。繋がってますねえ。
■Fabiano Do Nascimento(The Hall)
ギター弾き語り。ボサノバが基調、暖かく優しい声。秋晴れ、昼過ぎになんてピッタリな音楽。いやいやきっと夏の朝にも、冬の夜にも、春の夕暮れにも寄り添う音楽なのだろうと思う。いつでもどこでも傍にいる、そんな音楽。
ベースが置いてあるなあ…一昨日DOMMUNEでサム・ウィルクスと共演してたよなあ、ひょっとして……と思っていると、「夢が叶った、こんなことがあるなんて」と紹介されてゲスト登場、不勉強乍ら存じ上げない方。ハッピーな空気のなか一曲共演。最後に固いハグ。パスコアールグループの方かなと帰宅後調べてみたらやはりそうで、Itiberê Zwargだったとのこと。FRUEはこうした飛び入りセッションが数多くあるそう、いいですね!
■cero(The Hall)
そもそもFRUEが暗い(会場が)というのは、熄驍ウんがいってたことなんでした。この日も熄驍ウん、「いや〜FRUE、相変わらず暗くていいですね〜」っていってた(笑)。謎深く奥深く、いつ観ても印象が変わるバンド。ふわりふわりと喋る熄驍ウんは突然確変して強い歌を聴かせるし、ポリリズムがベースで踊り続けられる。小田朋美さんもノリノリ。FRUEの常連角銅さんは「Queen of FRUE、角銅真実!」と紹介され暖かい拍手で迎えられていました。
■Angel Bat Dawid(The Hall)
全く予備知識なしで観ましたがすごかった。広いステージの中央に、全て座ったまま手が届くようびっしり配置された楽器と小物。自室を再現しているかのよう。音リハの時点でどんどん演奏を展開し、もう本番なのか? と思っていたら引っ込み、しばらくしたら地声で唄い乍ら登場。その後は多分全部即興。唄い、シンセを鳴らし、クラリネットを吹き、踊る。スピリチュアルジャズ、という言葉だけでは片付けられないけれどどこかと交信しているとしかいいようがない。と思うといきなり「エリーゼのために」を弾き始めたり。スピ一辺倒ではなく、演奏力はしっかりあるってとこでますます訳が分からず。というかホンマもんのスピってそういうことかもしれん。セッティング〜本番〜片付けの境目も分からず呆然。息をするように音楽を奏でる。最後に一曲共演したゲストヴォーカルはEva Supremeという方だそう。
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11月03日(金)
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