ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■『FUJI ROCK FESTIVAL '23』2日目 その1
事前にマヒトくんがいっていた通り、Million Wish Collectiveのステージはこの日が最後。タカさんのバグパイプで幕開け、中盤にはヤクモアくんがアンプによじのぼってディジュリドゥを鳴らす。そしてMWCのクワイア。緑に囲まれたグリーンステージというロケーションでこの音、いやあ、フジだ…フジだわ……。
ハードな演奏とマヒトくん以外のMCのゆるさのギャップがすごい。マヒトくんが「せっかく喋る時間あげたのにいうことそれだけかーい、なんかないんかーい」とツッコんでいたが、感極まって語彙が減ってるという感じでしたよ(特にヤクモアくん)。終わりが近づくことはMWCとのお別れも意味する。あんなに皆笑顔だったのに、だんだん泣き顔が増えてくる。
昨年3月に新宿駅南口で聴いて以来の「東京」。歌詞に出てくる特定の人物の名前が変わっても、“この歌が古くならないこの意味を、教えて、聞かせてよ、想像してよ”。古くならないことは喜ばしいのか、それとも歯痒いことなのか。考えてしまう。「いつまで清志郎に頼ってるんだ」という言葉とともに、引き受ける側になることの怖さと、怖くても引き受けねばならないことを考える。ますます気温の上がる時間帯だったが、背中に冷や汗が流れる思いだった。
我に返ったのは「BODY ODD」、恒例のマイクリレー。メンバーでもないのに律儀に赤いハーフパンツの男が駆け込んでくる。TOSHI-LOWだ! 赤鬼だ! 鬼だ、鬼が来た! とやんややんや。マヒトくんとハグを交わして帰って行きました。赤鬼があちこちに乱入していたことを知ったのはフジから帰宅後。苗場の妖精になったんだね。
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・いまこそ革命のとき! GEZAN大旅団が指し示した未来 GEZAN with Million Wish Collective┃FUJIROCK EXPRESS '23
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奥地へ移動。金曜日から行っている方のツイートで、ボードウォークにテイラーがいるという情報を得ていたので探しに行く。
pic.twitter.com/onQHtTkkx3— kai ☁️ (@flower_lens) July 29, 2023
いました。これ、フジの期間だけ設置されるのかな。それともずっといるの?
そういえばボードウォークに歌舞伎座の三階みたいなコーナーが出来ててなんというかもうね…ホワイトよりの場所だけど、テイラーもここでグリーンの音を聴けていたらいいな pic.twitter.com/L9JTjsoR5I— kai ☁️ (@flower_lens) July 31, 2023
今気付いたがアベだけ姓→名なのな pic.twitter.com/bJTtya8c4c— kai ☁️ (@flower_lens) July 31, 2023
ジョーとキヨシロー、ウィルコとシーナ&鮎川さんとアベくんを近くにしてるところににっこり。増えることはあっても減ることはない墓標。ね、歌舞伎座の三階。でも、彼らがこの森にいるんだと思えることは少しうれしい。「なにこれ〜」といいつつ後ろを歩いていた男の子が途中でこの意味に気付いて「わっ、これ、これってそういうことか! うわ泣く〜!」と急に感極まっていた。
オレンジでしばしまったり。しかし暑い。このままでは夜迄もたない気がする。ドラゴンドラに乗ろうぜ〜! もはや避難です。途中アヴァロンでちらっと尾崎裕哉。俊美とトーイもそうだけど、ホント父ちゃんにそっくりよね、声……。そういや尾崎の息子ですって公表して活動する前にスズカツさんの舞台に出たよねえという話などする。
という訳でドラゴンドラ。絶景堪能、気持ちも涼やか。初めて見たとき本物かと思って悲鳴を上げた子グマも相変わらずいましたが、ひっくり返っていた。誰か起こしてあげて……って、そもそもどうやってあんなとこ迄運んだんだ?
到着したDAY DREAMING and SILENT BREEZEではYonYonがスピン中。てか涼しい。快適すぎる。こうなるともう降りたくなくなる。いやそう思っちゃうくらい下は暑かったのだ。いつの間にやらJATAYUは終了、TESTSETはドラゴンドラ復路上空から観ました。音も結構聴こえるのだ。贅沢。
07月29日(土)
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