ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■イキウメ『関数ドミノ』
達観と焦燥を抱え隠し乍ら“ドミノ(仮)”に近づき、魅了されてしまうひとの良さを表現した盛隆二さんも印象的だった。偉そうだけど巧くなったよね……。同様に、人間の善性を信じるが故の危うさを見せてくれた太田緑ロランスさんもよかったな。浜田信也さんは安定のアルカイックスマイル。ウルトラマン似合いそうよね(笑)。
そうそう、この土岐研一さんの美術にも唸った。入場したときは下の黒い床を額縁の影だと錯覚してた。しばらくして「あれ? 額縁に裏板がない。ここ影じゃないんだ!」と気がついた。黒い床は艶のある素材で、開演すると登場人物の鏡像を映す。目に見えるものの危うさが見事に象られた美術と照明だった https://t.co/uJKi8E6G1v— kai (@flower_lens) May 30, 2022
入場時は額縁以外の照明は落とし気味で、そこがプール状に窪んでるってことにも気づかなかった。照明は佐藤啓さん。
明日への活力になる作品を観ました。いや、茶化してない。希望を持つってだいじなことね。
05月28日(土)
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