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I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■THUNDERCAT JAPAN TOUR 2022[2nd Show]
前置きが長い。さて当日、21:15開演の2nd Show。整理番号と検温チェック〜消毒〜チケットチェックイン〜ドリンクチケット交換。ドリンクはペットボトルと缶がずらりと並べてあるテーブルから好きなものをとる形式。1st Showはどうだったか判らないけど、かなりスムーズに入場出来ました。ステージ上手からルイス、サンダーキャット、デニスという並び。ルイス側3列目から観ました。フロアには50cm角のバミリ。ここから出ないというルール、押されない、割り込みされないという点でとても快適。コロナ禍以降の新ルールでよかったなあと思うことのひとつです。モッシュがないのは寂しくもあるけどね。フロア付きのスタッフが「ひとが入ると(バミリが)見えなくなるので、空いてるということが分かりづらくなります。後から来るお客さんのためにもなるべく前に詰めてください」と定期的にアナウンスしていました。
20分弱遅れての開演。割れんばかりの拍手で迎えられ、笑顔で応える雷猫ちゃん。スタートカウントも殆どなく、ぬるっと出て来てぬるっと始め、どこ迄打ち合わせてんだかってくらいの怒涛のインプロ合戦です。イントロもブリッジもアウトロも、音源の面影を探すのが難しいくらい。2018年のSONICMANIAで観たときもトリオ編成だったけど、このときはもうちょっとまったりした感じで、歌を聴かせる側面もあったように思う。今回はルイスがいるということもあってか、ビートのリミッターを外した印象。幕張のだたっ広いフロアより、こういうクラブ規模のハコで聴くと緊密さの伝達度がハンパない。これはヤバい。ヤバいヤバいヤバい。
めちゃめちゃおめかしした雷猫ちゃん、ラメラメのシャツにグリッターのネイル。高速パッセージの左指がキラキラ光り、指から星が零れるよう(ポエム)! サルエルパンツでガニ股開き、フロアを踏みしめ弾きまくる。気合のほどが窺えるオシャレっぷりですが、1st Showで履いていたロンブーを2nd Showではスニーカーに履き替えていたとのこと。確かにあのスタイルの演奏をブーツするとなると、不安定で腰にきそうだ。初日から故障しちゃたいへん、無理しないで!
それにしてもこのひと、ギターの弾き語りかってなノリでつらっつら6弦ベース弾くよね……コード弾きも多用、低音のハーモニーが美しい。あんなごっついボディであんな太いフレットをなんでこうもスムースに扱えるのか。ちなみにこのベースでした。にっこり。それにしても、あれだけ弾きまくっておいて曲間全くチューニングしてなかったけどあれはどうなってるのか。オートチューナーとかついてんのか。そんな精度のいいチューナーあるのか。エフェクターボードは手で操作する用か、腰の高さにセッティングされていました。ビートも音色も多彩。
ルイスはルイスで、ふらっと出て来ていつものブルゾン(夏でもこれ着てるよね。暑くないのか)だね〜、脱いだらいつもの白Tシャツだね〜、今日は地味だ、ね? とふと下を見ればやはりそのままでは終わらない、ケッタイなパンツを履いていたのであった。その後twitter見ててギリースーツというものだと知る。こういう既製品があるのね……昔フリーが履いてたぬいぐるみパンツくらいインパクトあるわ。
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05月16日(月)
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