ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■『デソレーション・センター』
ジェーンズ・アディクション以前のペリー・ファレルを観られたのも貴重だった(今も昔も麗しいことで)。そもそもはスチュワートのルームメイトだった彼、DCの立ち上がりを傍で見ていたんですね。これがあったからロラパルーザも生まれた。コーチェラも、バーニングマンも。規模拡大とともにチケット代も上がり続けているコーチェラは、コロナ禍によりこの春から延期を繰り返している。巨大フェスはこれからどうなっていくのだろう。いや、そもそもスタンディングのライヴやモッシュが出来る日が来るのだろうか? そんなことを思いつつも、自己責任と個人主義の違いについて考える。

それにしても、この時代くらいになると結構映像が残っているものですね。35年を経て日の目を見た、とはいうものの80年代って意外と近いなと思ってしまった(笑)。やー観られてよかったな、日本公開されてよかったなあ。

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・ソニック・ユース、ノイバウテン……巨大フェスの原型『デソレーション・センター』┃BARKS
痒いところに手が届くBARKSの作品紹介。出演者とかその時代のシーンとか、しっかり把握した上で書かれている印象

・インタヴューを受けているマイク・ワットの車にちっちゃなマスコットがいっぱいぶら下がってて、そのなかにやっぱりリラックマがいたのでニッコリしました

・【世紀末マシーン・サーカス!! Vol.1】SRL日本公演「まさか」の実現┃ASCII.jp
・【世紀末マシーン・サーカス!! Vol.2】ロボットたちの殺戮と果てしない性交┃ASCII.jp
・【世紀末マシーン・サーカス!! Vol.3】暴力の静かな幕切れ┃ASCII.jp
・【世紀末マシーン・サーカス!! Vol.4】135Mbpsの高速回線で映像を配信。ロボットの遠隔制御も┃ASCII.jp
SRL何で知ったんだっけなー、テッチーかなー、確か来日もしたよなーと探してみたらレポートがあった(アスキーの記事ってとこがまた!)。画像がちいさい、「135Mbpsの高速回線」、時代を感じる。ていうか記事残してくれてて有難うアスキー!
しかしこの公演、まさに『デソレーション・センター』のよう。「野外の特設会場で行なわれること」、「観覧は無料だがメーン会場の入場制限は3000人で事前予約は一切とらないこと」、それらがファンの連絡網でみるみる拡がっていくこと、「他に誰が観にくるんだ?」なんて現地に行ったらすげーひとだったこと(笑)……。いやはや、アンダーグラウンドシーンが可視化され、「こんなに仲間(数奇者ともいう)がいたんだ!」と嬉しくなると同時に怖くもなる瞬間って楽しいですねえ。
しかしこれ1999年か、比較的最近(?)だな。テッチーって90年代にはもう廃刊になってたよなあ。webなんて影も形もない時代、宮崎の片田舎に住んでて三上晴子や東京グランギニョルを知ることが出来たのはテッチーのおかげです

ホラ、やっぱりシネマート新宿さん、アタマおかしい。(褒めている)#underdocs pic.twitter.com/8yGBqGqq8z― K☆B (@11003355) October 8, 2020
・ツイート拝借。『UNDERDOCS』最終日ってことでビールのサービスや抽選会もありました。「ビール呑み放題です、呑めない方はさゆあります」って聴こえてきて「さゆ」? 聴き間違いかな、と寄ってったらホントに白湯でウケた。
『アングスト』のディスプレイ(1、2、3)といい、コロナで客足が遠のいている時期も工夫に満ちた楽しい企画や場づくりを続けているシネマートさんには頭が下がります。韓国映画ともどもこれからもお世話になります!

10月08日(木)
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