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I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■『FUJI ROCK FESTIVAL '13』1日目
今年頭の『TWO HANDS, ONE MOUTH TOUR』と同じ編成、兄弟ふたりだけのライヴです。ロン兄のエレピとラッセル弟の声のみでステージがキラキラに。ハッピーに溢れたステージ。それにしてもエヴァーグリーンな音楽…ご本人たちも若々しいしね。演奏する側は全く変わっていないのに、イマドキのEDMぽく聴こえるサウンドもあったりして…時代は巡ると言うことか。そしてラッセル、今見るとベネディクト・カンバーバッチに似ている…って、順番が逆だ。年始に観たときはそんなこと思わなかったのになあ(苦笑)。足取りも軽くダンスダンス、エレピのリフに乗って踊るラッセルの格好いいこと!そうなんだよーこのバンド、リフに中毒性がある。同じフレーズの繰り返しでタイム感が狂うと言うか、延々聴いてても飽きないどころか迷宮に入り込んじゃった感じでいっつ迄でも聴いてられそうになる。
ラッセルのジャケットで汗を拭くロン兄、にんまりダンスのロン兄も観られて大盛り上がり。あーキュートな兄弟!素敵な兄弟!
最後の最後に雨が降り出した。雨用の装備に着替えようと、観客がわたわたしてるときに丁度ライヴが終わっちゃったって感じでちょっと残念でしたが、皆ニコニコで兄弟に手を振ってお別れ。また来てね!

すっかり本降り、とりあえずヘヴンに行ってみたはいいがこの雨ではおやつも食べられませんよ!お昼暑かったのできゅうりしか食べてないのね〜今食べとかないともうあとがないのね〜と思うものの、屋根のあるスペースがないよ。パン屋さんでカットチーズを買い、お店の庇を間借りしてちまちま食べる。山って感じー。このチーズ前にも食べた憶えがあるぞ、おいしいよー。紙に包んであるってのがまた山っぽい。そのうち小降りになってきたのでオレンジに戻る。

■TOWER OF POWER(ORANGE COART)
わかっちゃいたがアホみたいにホーンが巧い!巧すぎてスタジオ音源のようにすら聴こえる!そしてヴォーカルのおっちゃんがノセ上手。いやんいけず!
バリサクちょーかっこよかった…あとデヴィッド・ガリバルディのドラムセットが面白かった、バスドラの前にもうひとつちっちゃなタム?が設置されてるの(これ)。どういう効果があるんだろう?キックの振動を伝えて倍音を出すとかかな…サブキックとロゴが入っているので検索してみたら、解説が見付かりました。
・バスドラム録音。サブキックとは!! - Selfish Sound labo
……マイクだったんだ!
グリーンのNINに間に合うようにと時間を気にしつつ観る。被らなければフルで観たかった…当然だが終盤に向かうにつれどんどん盛り上がる訳ですよ。離れがたい!うひーんと思いつつ下山。

移動中FLYING LOTUSをチラ見。ステージ前にスクリーン張ってた?音もギチギチで面白かったんだけどグリーンに行かねばならぬのだ。

■NINE INCH NAILS(GREEN STAGE)
雨がまた強くなったきた…雷もゴロゴロ言い出した……。SUMMER SONIC '09の雷雨が思い出されます。あれは面白かったわー、大変だったけど。
それにしても今このサマソニ09の日記を読み返して気付いた。ロビンが帰ってきた!ロビンの声とギターで「Gave Up」やら「Head Like a Hole」が聴けた!と感激しておりましたが私ロビン観てるんじゃん。そういえばそうだった…アーロンが辞めたあと、WAVE GOODBYEツアーはロビンが戻ってきてたんだった。初来日を逃しているので、「あの」メンバーを生で観られていないと言う無念が強過ぎるんだな(どう「あの」かは察してください)。そして今回ロビンだけ遅れてアナウンスされたから「帰ってきたー!」て印象が強過ぎた。自分の記憶が信用出来ない、トホホ。
しかしこうやってみると、なんだかんだでロビンも長いですよねNIN。今ではいちばんの古株だ、トレントが荒れ荒れだった(いろんな意味で)頃を知ってる唯一のメンバー。ああ見えてトレントもロビンのことを信頼してるんでしょう、いざと言うときは声掛けるし。レコーディングではどうか知らないけど、ステージではロビンの好きなようにさせてる感じですし。
さてそれはともかく今夜のステージです。

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07月26日(金)
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