ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■『TOKYO M.A.P.S』『MUSIC DAY 2010 / SATURDAY NIGHT R&R SHOW 2010〜SPECIAL Vol.2』
音のバランスは危ういところもある。こちらの耳の慣れもあるのだろうが、エレピのパートを増井くんが弾いていたり、シンセの音を増井くんがtbで吹いていたりするとドキッとする(増井くん大活躍だな・笑)。確実にひとり(もしくはふたり)足りない、と言う感じがする。勿論矢野くんのドラムはとてもいいんです。でも、「爆裂レインコート」を唄うひとはもうこの世にはいないし、「上田現のテーマ」や「ヒゲパワー」をやる機会はもうないかも知れない。それでもこの日の「ハーメルン」から、あ、次は絶対これだ!と何故か思って実際にそうだった「プレゼント」を聴けたことはなにものにも代え難い出来事だった。そして、マグミって作品の中の登場人物の感情を歌に乗せるのが天才的に旨い歌い手だけど、この日の「ハーメルン」や「プレゼント」はコンディション云々と言ったことはどうでもよくなる程のものだった。いや、それだけではなかったような気もする。
ARABAKIでマグミは脚を怪我したそうで「テーピングしとるんだ」とのことだったけど、そんなん言われる迄気付かなかった。と言うか、言われても「おいマジで?」てなくらい動き回って跳ね回っていて。「『リックサック』やってる時にプチッとな…」と言ってたけどええそれ靭帯?アキレス腱?だ、だいじょうぶ?水を飲む回数も多かったし、高音も出づらそうで苦しそうだった。「LOVE SONGS」ではやはりフロアに飛び込んで、クラウドサーフでPAブースとステージを往復した。ブース傍で観ていたんだけど、泳ぎ着いたマグミはかなりヤバい感じで、正直フラフラっぽかった。目もイッてた。Uターンのサポートをするためだろう、PAブース内にいたスタッフが3人フェンスを飛び越えてフロアに駆け込んで行った。
スタッフに持ち上げられてPAブースにあがった時のマグミ、ちょっと立てない感じだったのね。それでスタッフが大丈夫?みたいに手を出そうとしたんだけど、マグミは「大丈夫!助けなくていい!」とでも言うように彼らを手で制した。そしてフロアに振り返って、そこに飛び込むからセンターに集まれ!とジェスチャーをして再び飛び込んだ。ステージに戻った時酸素吸入してたし、しかし間髪入れずに「美代ちゃんの×××」のイントロに入って、あれすぐホーン入るから吹けるか?大丈夫か?と胸が痛くなったが、tpを構えたマグミはなにごともなかったようにホーンパートを吹き始めた。
実は相当調子悪かったんじゃないだろうか。いやあ…惚れ直した(どS)。
アクシデントがあったからこそ、とは思わないけれど、そういう状況にはいつでも遭っているひとたちだから、どんなことがあってもやりきる(プラスに転じる、とは言わない)ことが出来るのかもと思った。代償が大きいこともあるし、望んでそういう状況に足をつっこんでしまう訳でもないだろう。でも、そうなってしまう。もう何度も見た。と言うより、いつでもそうだったような気すらする。今後バンドが続いていっても、穏やかである筈がない。きっとまたつらいことがある、悲しいことがある。それでも聴き続ける。
橘高さんと恭一のアンプ数比べネタがオモロかった。アンコールでは散々サプライズだぞシークレットだぞと前振りしていて誰もサプライズと思ってすらいなかった(笑)水戸さんも出てきて「サイクリング」を、そしてこのイヴェントらしくポコチンコールもした。いやーポコチンロックっていいよねー。ほんと大好きだよ。
レピッシュはやっかいでしんどいバンド。でも大好きなバンド。
05月04日(火)
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