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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■理科のお勉強の足りない人たち
 無知とは怖ろしいものである。たとえば呼吸器系の病気で入院していて酸素吸入を受けてる人が、そのままの状態でふとタバコを一服しようとしたらどうなるか。一瞬のうちに顔は炎に包まれるだろう。シンナー遊びをしてる馬鹿中学生がタバコを吸おうとしたらどいうなるか。シンナーの入った袋が爆発するかも知れない。まあシンナー遊びをしてる時点でそんなクソガキは別にどうなってもオレは同情などしないが。どうしてそんな馬鹿の心配までしてやらないといけないのか。シンナー遊びをすると歯が溶けるだけではなくてきっと脳みそまで溶けてしまうのだろう。

 オレがそんなことをあれこれと思ったのは、中学生がたむろしていた一室で起きたこの爆発事故である。

爆発事故:マンション1室で 男女中学生6人重軽傷 仙台
26日午後6時半ごろ、仙台市宮城野区平成2の3階建てマンションの3階の1室で爆発があり、中にいた同区内のいずれも14歳の市立中学3年生の男子生徒4人と女子生徒2人がやけどなどを負った。このうち男子生徒1人がのどのやけどで重体、別の男子生徒1人が顔や両足やけどなどで重傷、男女各1人は軽傷で、残る2人も治療を受けている。
 宮城県警仙台東署の調べでは、現場の1室は女子生徒の自宅で、子供部屋や寝室の壁が崩れ、窓ガラスが吹き飛んだ状態。携帯ガスボンベやスプレーのような缶類が10個以上散乱していたほか、ライターやたばこも残っていた。同署は、生徒の回復を待って、激発物破裂容疑で事情を聴く。
 マンション東隣の住民男性(66)は「テレビを見ていたら『ボーン』という大きな爆発音がしてあわてて外に飛び出した」。近くに住む男性会社員(30)は「ガラスやサッシ戸が落ちてくる『ガシャン』という音がすごくて、交通事故が起きたようだった。中学生が次々と自力で外に出てきたが、全員、髪の毛がチリチリだった」などと驚いた様子だった。【伊藤絵理子、比嘉洋、鈴木一也】毎日新聞 2007年6月26日 20時54分 (最終更新時間 6月27日 0時17分)

 不幸中の幸いは重体や重傷であっても死者が出なかったことだが、壁が崩れるような衝撃だったのに命が助かったことはある意味奇跡に近い。ただわからないのは、室内に携帯ガスボンベやスプレーのような缶類が10個以上散乱していたということである。このボンベやスプレーの使用目的はいったい何だったのだろうか。そして何のスプレーだったのだろうか。ラッカーを薄めるための溶剤としてシンナーを含むスプレーだったとすれば、それを吸飲用に部屋で噴射していたということの説明がつく。現時点の報道では詳しいことはわからないのだが、10個以上ということでそれらがなんらかの意図を持って集められたことは想像に難くない。こいつらは部屋でいったいどんなパーティーを行っていたのだろうか。カセットコンロのボンベということはもしかして鍋パーティーでもしていたのだろうか。

 この記事を書いた後で知ったのだが、カセットコンロの燃料などに使われるブタンガスを吸入して遊ぶ「ガスパン遊び」ということが少年たちに流行ってるらしい。大都市周辺ではシンナー遊びよりも多いとも言われる。ブタンガスは幻覚作用が弱くて法律の規制もないので誰でも安価に手に入れられる。ただ、吸引すると脳のマヒから酩酊状態になり幻覚や幻聴を引き起こすとか。またブタンガスは肺に貯まるので肺の換気量が減少してガス交換不全となり、酸素欠乏を引き起こす。そのまま窒息死に至ることもあるという。

 中学生の身でありながらライターやタバコが散乱していたというこの状況でオレがもう一つ思うのは、この女子中学生の家がたまり場として利用されてそこでどんなことが起きているかをその女子中学生の親が知っていたかということである。たとえ親の留守中であっても部屋で喫煙が行われていたのならば、帰宅してから親はそれを知ることができるはずだ。そこでまともな親ならば子どもに絶対に吸わせないという指導ができるわけである。ところが困ったちゃんの親の場合は、「学校の先生には見つからないようにしましょうね」「タバコ代は自分でバイトで稼いでね」などと言って懐柔する場合が多いのである。そうして子どもは喫煙の習慣から抜けられなくなる。喫煙は非行の第一歩である。


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06月27日(水)
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