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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■岩手県会議員、川村農夫はサイテーです
またまた飲酒運転、今度は県会議員サマだ!
<飲酒運転>白昼に酔って国道を蛇行 通報で岩手県議逮捕
岩手県警紫波署は8日、同県議の川村農夫容疑者(52)=矢巾町土橋=を道交法違反(酒酔い運転)の疑いで現行犯逮捕した。
調べでは、川村容疑者は8日午前11時すぎ、同県紫波町江柄の国道396号で酒に酔って車を運転した疑い。目撃者からの通報で、交通機動隊員が蛇行運転をしている車を発見、川村容疑者は飲酒運転を認めた。「8日未明まで飲んでいた」と供述しているという。
川村容疑者は、民主党系会派に所属し、現在2期目。同党岩手県連などによると、川村容疑者は7日に盛岡市内で行われた県議会の忘年会で飲食した後、深夜に同市内の議員宿舎に帰り、8日午前9時過ぎに宿舎を車で出たという。
同県議会は飲酒運転根絶のために罰則強化などを国に求める意見書案を11日の本会議に提案予定で、川村容疑者は所属会派代表として文書の取りまとめにあたっていた。【岸本桂司】
(毎日新聞) - 12月8日23時24分更新
「川村農夫」名前の読み方がわからない。まさか「のうふ」じゃないだろう。というわけでネットで検索を掛けると、ちゃんと「かわむらあきお」という読み方がわかった。それだけではなくて本人の顔写真入りの民主党岩手県総支部連合会のWEBサイトを発見したのでどんな顔かがわかった。明け方まで酒を飲み、そのまま酒が残った二日酔いの状態でクルマを蛇行運転させていた危険なオッサンは県会議員サマだったのである。
県知事が談合の元締めだったり国会議員が覚せい剤の常習者だったりと今は何でもアリの世の中なので、県会議員が飲酒運転と言っても別に驚かない。警察官だって飲酒運転や痴漢で捕まるのである。教師の中にだって死体好きの変質者がいるのである。もはや職業がその人の人物をはかるモノサシではなくなってることは明らかだ。それは認めよう。
しかしオレが驚くのは、この川村議員が所属する岩手県議会が飲酒運転根絶のために罰則強化などを国に求める意見書案を12月11日の本会議に提案予定だったことである。その意見書の作成にあたって、文書の取りまとめにあたっていたのがこの川村農夫だったのである。オレはあきれている。世の中にこんなでたらめな生き方ができる人間が存在することにあきれてるのである。それはたとえて言うならば、歩行喫煙を取り締まってる警察官が堂々と自分は歩きながらタバコを吸ってるようなものであり、麻薬取締官が同時に麻薬の売人であるようなものである。自分が堂々と飲酒運転という大罪を犯しておきながら、一方では飲酒運転の罰則強化を叫ぶ意見書を提案しようとしてるのだ。
いいだろう、川村農夫よ。きっとあんたには誰も思いが及ばない深い思慮があったに決まってるのだ。せっかくルールを作っても、誰かが人身御供になってそのルールが厳格に適用されることを世間にアピールしないといけない。そのために自分は犠牲になろう・・・という献身的な精神で自らが飲酒運転を行い、しかも警察にわざわざ検挙してもらうために蛇行運転をして目立ったに決まってるんだ。絶対にそうだ。そうでなかったら世の中にこんなアホなことをする人間は考えられないじゃないか。自ら犠牲になって飲酒運転の罰を受け、飲酒運転をするとこんなひどいことになりますよと岩手県議会だけではなくて岩手県民すべて、いや日本国民すべてにアピールしてくれたのである。なんておまえは立派な男なんだ。オレはその究極の自爆行為を応援するよ。
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12月09日(土)
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