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サッカー観戦日記
by T.K.
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■メモ 女子W杯 グループCの横顔
●アルゼンチン FIFAランク35位
これまでW杯やU−19の南米出場枠は1つだけで全てブラジルが出場してきたため、アルゼンチンは今大会が世界デビューとなる。
エースストライカーは南米予選5試合で7ゴールをたたき出したメディーナ。ファイブ・ア・サイドから11人制サッカーに転向してわずか6年というキャリアからは信じがたい数字だ。10番ゴメスも現在無所属ながら凄い選手らしい。選手の所属はボカ7人、リーベル2人、あとはインデ、ヒムナシア・イ・エスグリマ、バンフィエルドとなっている。WUSAに進出して貧困からの脱出を望む選手達のモチベーションが心配だ。特にゴメス。
南米予選 2位
グループC
パラグアイ3−0 ウルグアイ8−0
決勝リーグ
ブラジル2−3 コロンビア3−2 ペルー1−1
● カナダ FIFAランク12位
エースはU−19世界選手権MVPで得点王のシンクレア。女子の大会でも「得点女王」とは呼ばれない。英語では単にトップスコアラー。A代表やポートランド大でも驚異的なペースで得点を量産している。日本でもおなじみの大ベテラン、シャーメイン・フーパー(元プリマ)も健在でFWだけは強力。典型的な引いて守りFWにロングボールを出すスタイルのため、FWしか印象に残らない。選手の所属はWUSA4人、レベルの高いアメリカの大学3人、ノルウェーのクラブ2人、カナダのクラブ7人となっている。
北中米カリブ予選
グループB
ハイチ11−1 ジャマイカ9−0 コスタリカ3−0
準決勝 メキシコ2−0 決勝 アメリカ1−2v
● ドイツ
4−5−1システムでサイド攻撃を重視。1トップには圧倒的な高さが武器のプリンツが入る。02年FIFA最優秀選手投票ではミア・ハムに次ぐ2位で、まだ25歳でこれからピークを迎える選手なだけに、今大会は世界最高の選手の称号を手に入れるチャンス。ヨーロッパで実績十分なのに世界大会ではイマイチという伝統を覆せるか?所属はWUSA1人以外は全員国内組で最多はフランクフルトの8人。
ヨーロッパ予選
グループ4
イングランド(H)3−1 ポルトガル(H)9−0 オランダ(A)3−0
オランダ(H)6−0 ポルトガル(A)8−0 イングランド(A)1−0
身体データ
日本 平均身長161.5cm平均体重54.4kg
アルゼンチン 平均身長164.6cm平均体重58.6kg
カナダ 平均身長173.6cm平均体重64.3kg
ドイツ 平均身長171.3cm平均体重63.7kg
日本の数字は見ていて悲しくなる。男子ではカナダ・ドイツとここまでの大差がつくはずもなく、歴然とした競技人口の差としかいいようがない。まあ、別の見方をすれば日本ではカナダより質の高い指導が行われているとも言える、かも。
09月19日(金)
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