ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■クラブユース選手権(U−18)関西予選 予選リーグ V神戸−C大阪  京都サンガ−G大阪
この日は朝寝坊。豊中に用事のある知人の車に乗せてもらって万博へ。


クラブユース選手権(U−18)関西予選 予選リーグ ヴィッセル神戸−セレッソ大阪
6月1日(日)万博人工芝 10時 曇 微風

神戸           C大阪
−−−木下−−稲田−−− −−−坂本−−中山−−−
−−−−−−−−−−−− −−日比−山城−前川−−
新田−青戸−−高田−木村 −−−−−田所−−−−−
市川−中島−−古川−大森 日下−小野原−楠本宇佐美
−−−−−安原−−−−− −−−−−稲田−−−−−

前半途中からの観戦。事実上の3位決定戦となる。双方ともベストメンバー。

今期FWの構成に苦しむ神戸はこの日は1年生の長身CF木下を起用。本来中盤で起用したい稲田と組む。吉田が控えるがこちらも本来MF。中盤はCBも出来る高田とバランス感覚の良い青戸がインサイド。高田が守備に専念し引いたままなので、押し出されるように青戸が上がることが多い。サイドは守備的。LB市川がいいタイミングで上がる。

C大阪は4バックの前の田所がフォアリベロ的な役割でSBの上がりを促し、2列目から飛び込む稲田達の動きに対処。前川と日比はしばしばポジションを入れ替える。山城がトップ下ドリブラー。長身CF坂本の周囲を中山が細かく動く。

到着してからはC大阪のペースだがクロスが不正確で坂本には合わない。また山城が左からキレあるドリブルを再三見せるが、マークを外す中山の動きが目に入らずパスは出ない。
山城や中山はキレある動きを見せるが二人の連携はあまり見られず。終了間際ゴール前のこぼれを坂本が決めC大阪先制。

神戸はクロスがまるで入らず、稲田や小野原は空中戦の強さを見せる機会はないがコーチングのよさが光る。また小野原は1年生木下に完勝。フィードも安定。神戸SHは守備意識が高く、C大阪SBは上がるタイミングをつかめず徐々に消極的になる。特にRB宇佐美はイマイチでベンチから怒鳴られるシーンも。FKも担当する前川だがこの日クロスは不調。神戸は中盤に守備的な選手が揃うが自分から局面を打開できる選手がいないのがつらい。C大阪の中盤はサイドが薄く、アーリークロスやSBの上がりが有効のはずだが、市川が絶えずオーバーラップを狙っているぐらいで、チームとしてあまりサイドを狙う意識を感じなかった。

後半C大阪は前川がボランチに下がり日比が右、山城が左に入る。後半4分、日比のスルーパスが長く、FWに届かないが神戸DFとGK痛恨の連携ミス、慌ててクリアするが日比のところへ、飛び出したGKの位置を確認して35mループが決まり2−0。9分、神戸・青戸がスッと抜け出すがシュートは惜しくも外れる。11分、神戸・新田→安里。16分、C大阪カウンターで宇佐美が持ち込むところを必死に戻った神戸・木下が倒し警告2枚で退場。ナイスハートだが敵陣でのファウル。もったいなかった。これで神戸は一段と守備的、というより消極的になり、寄せが甘くC大阪は前を向いて好きなようにプレーできる状況。日比が3点目、坂本の左足シュートをGKがかろうじてはじいたところを山城が押し込み4点目、山城が右からドリブルで中島を抜いて決め5点目、山城のミドル正面で楽々キャッチのはずがGK安原ファンブルで6点目、交代出場の下釜が決め7−0。

神戸はCBが苦戦し、高田・木村のエリアも山城のドリブルにてこずった。DF・MFでは青戸・市川は良かったが、全体に引き気味で一歩目の守備が遅れて後手を踏んだ。FWは孤立しボールを受けてもすぐさま囲まれどうすることも出来なかった。

C大阪も攻撃面で連携・バリエーション不足という問題をかかえており、多分クラブ2位になる枚方FC戦に向けて課題の残る内容となった。


クラブユース選手権(U−18)関西予選 予選リーグ 京都サンガ−ガンバ大阪
6月1日(日)万博人工芝 12時 曇 微風

京都           G大阪
−−鳥本綱−−松田−−− −−−出口−−渡部−−−
−−−−−伊藤−−−−− −−−−−横谷−−−−−
−−大村−塚原−神田−− −−岡本−與−−松岡−−

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06月01日(日)
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