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サッカー観戦日記
by T.K.
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■京都高校新人戦決勝トーナメント1回戦 洛星−東宇治 南陽−桂
まあ洛星の完勝だった。東宇治の決定機は副審のオフサイド見逃しによる1回のみ。秩序だった守備は見事で、前線はどんどん突破でき、左の7番が再三突破、タテにも中にも。32番はスピード豊かに突破でき、技術的にも圧倒出来た。ここまで強くなるとは。東宇治は形を作れず。
第2試合はネームバリューならはっきり桂高校が上回る。しかし南陽高校はグループリーグ1位抜け。桂は2位抜けなので、単純に桂が上だろうとゲーム前に断じることはできない。
京都高校新人戦決勝トーナメント1回戦
南陽高校−桂高校
東宇治高校グラウンド 11時 クレー 晴
南陽 桂
−−−−−十一−−−−− −−−七番−−十九−−−
−−−−−七番−−−−− −十一−−−−−−十番−
九番−十番−−六番−十七 −−−十二−−十四−−−
二番−三番−−四番−五番 十七−六番−−五番−二番
−−−−−十二−−−−− −−−−−一番−−−−−
トーナメント票の場所順にホームとアウェイ別のベンチがあるのかと思っていたが、逆になっていて、立ち上がり、南陽が入りがいいなあと思っていたら、胸に桂と書いてある白ユニが押していた。南陽はオレンジユニ。桂は前線は柔軟にポジションチェンジし、ポゼッションを狙う。これに対し南陽は長身の11番がポスト役で、10番も確実に運べて、真っ向からポゼッションにかかる。支配力では桂が上回るが、それでも南陽も悪くない。8分、南陽が素早いタテのカウンター、7番が右シュートを決めて0−1。桂は11番がセットプレー右足担当、10番がキープ力があり、7番が点取り屋という印象。12分、桂右70度35mFK、14番から繋いで最後14番ミドル、7番合わせるもキャッチ。桂19番ミドルもGKナイスセーブ。決定機。直後にも7番突っ込みシュートはGKナイスセーブ。決定機。27分、桂、2番オーバーラップから右クロス11番へ届くがトラップミス。29分、桂、11番キープから左7番フリーで持ち込みGKとの1対1を流し込む。1−1。33分、南陽6番ミドルは右に外れる。決定機。前半は1−1で終了。
前半シュート数3(2)対6(5)、CK数1対2、GK数3対3、クロス数1対3、ファウル数1対2、GK数1対1。
後半に入るとスタミナの差が出てくる。桂はサイドバック、特に右サイドバックがガンガン上がるのに対し、南陽は動けなくなり、桂のポゼッションが上がる。しかし南陽もゲームを膠着させる守備力は備えており、何とか決定機は奪われずに耐える。54分(後半19分)、桂の正面35mFKも14番の右足はイマイチ。桂は19番→9番。58分、桂2番のオーバーラップからファー7番折り返し、GKを外し枠内に入っていたかどうか微妙だったが、入るかどうかギリギリで9番飛び込んで押し込み、完全にオフサイドでゴール取り消し。61分には17番オーバーラップからクロスも7番届かず。64分南陽5番→14番。脚攣っていた。もう限界ギリギリで耐えている感じ。桂は圧倒的な走力でサイドバックも上がる。
結局決着つかず、1−1で引き分け。PK戦に。
桂:6番、失敗。逆を突くが右ポストに当てる。
南陽:10番、成功。逆を突いて右に。
桂:9番、成功。左に強く。
南陽:7番、成功。左に。
桂:18番、成功。左上。
南陽:9番、成功。真ん中。
桂:17番、成功。左上。
南陽:6番、成功。右。
桂:14番、成功。右、弾かれるも強烈なキックで突き刺さる。
南陽:11番、成功逆を突いて右へ。
結局PK4−5で南陽が次戦進出した。
PK戦は経験豊富な桂が上手く、鋭いキックで隅に次々に決めていたし、GKも間合いのとり方も反応も見事だったが、一人目が逆を突きながらポストに当てたのが致命傷だった。南陽は難しいキックはなしに、出来るキックで決めていた。やはり10番と11番が大黒柱らしく、1人目と5人目を担当していた。
02月04日(土)
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