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サッカー観戦日記
by T.K.
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■プレミアカップ関西大会準決勝 G大阪−京都 C大阪−千里丘
中学生の三大タイトルの一つ、JFAプレミアカップ。中学部活も参加可能だが、関西ではクラブのほうが圧倒的に強い。今年の関西は1枠で、5月の全国大会を目指す。現時点では中2以下での大会だ。第1試合はサンライズリーグ、つまり関西リーグ優勝のG大阪と全日本ユース関西大会準優勝、サンライズリーグ5位の京都が対戦する。
JFAプレミアカップ関西大会準決勝
ガンバ大阪ジュニアユース−京都サンガU−15
2月5日 堺S1 雨 ピッチ良
G大阪 京都
−−−十一−−九番−−− −−−九番−−十一−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
八番−七番−−六番−十四 十番−十四−−六番−七番
四番−五番−−三番−二番 八番−五番−−二番−四番
−−−−−一番−−−−− −−−−−一番−−−−−
G大阪は素早く確実な判断で近くの空いた味方に繋ごうとする。連動したショートパスサッカー。しかしボランチのところで囲まれるのでバックラインで回すことが多く、しかもCBからのロングフィードもない。7番が起点。SBは2番が状況はあまり考えず大胆に上がり、好感が持てる。上がる判断が素早い。左SB4番はレフティー。8番は受け方が上手い。9番もレフティーでマークを外す動きが鋭い。14番もレフティー。タメを作り2番のオーバーラップを促す。11番はよく走る。対する京都はどんどん仕掛けるチーム。ドリブルや勝負パス、ロングフィードと、ボールロストを恐れないワイルドなチームである。ポゼッションでははっきり上回り、中盤の守備力も高い。ぺースはレフティーの7番で細かい局面をドリブルで打開でき、決定的なパスやサイドチェンジを狙う。右SB4番はフィードが良い。5番はパワフルなCB。8番はバランス感覚がよく、数的不利の状況でも落ち着いて味方の戻りまで我慢できる。6番もレフティーでドリブルもある。9番と11番は下がって受けたり、裏を狙ったり、サイドに流れたりと受け方が素晴らしい。GKも出る判断が良くてキックも正確。
京都が押す中、6番が強烈な左足ミドルを叩き込み先制。個を前面に出した京都らしいゴール。しかしG大阪は前半終了間際右から細かくつなぎ7番が決めて1−1。パスを繋ぐG大阪らしい同点ゴール。30分ハーフの後半はG大阪がほぼ互角に持ち込む。そして途中出場の10番が右寄りから唐突な左足ミドル、DFの陰に隠れたか、京都GKは反応が遅れ、左隅に決まる。2−1。しかし直後に京都も押し込み誰かわからないが決める。2−2。結局引き分けてPK戦で決勝進出を決める。
G大阪:7番、成功。逆を突いて左隅。
京都:7番、成功。逆を突いて右隅。
G大阪:11番、成功。左。GK、動かず。
京都:9番、成功。右。GK、動かず。
G大阪:5番、成功。右。
京都:8番、失敗。右をセーブ。
G大阪:10番、失敗。右、弾く。
京都:20番、成功。逆を突いて左。
G大阪:14番、成功。
京都:5番、成功。左。
ここからサドンデス。
G大阪:2番、成功。左。
京都:11番、成功。左。
G大阪:6番、成功。右。
京都:6番、成功。右。GK動かず。
G大阪:8番、失敗。右をセーブ。
京都:19番、成功。逆を突いて左。
結局京都が決勝進出を決めた。
京都は7番を軸に個性を前面に出していた。勝負を落とすことも多いタイプのサッカーだが、魅力的だった。近年京都は7番を個性的な選手がつける。対するG大阪は突破があまりなかった。双方7番がキャプテンだが、G大阪は7番が捌くタイプの割にはミスが多かった。そのこともあって仕掛けづらかったのかもしれない。
JFAプレミアカップ関西大会準決勝
セレッソ大阪U‐15−千里丘FC
2月5日 堺S1 雨 ピッチ良
C大阪 千里丘
−−−十七−−九番−−− −七番−−九番−−十一−
−−−−−−−−−−−− −−−八番−−十番−−−
七番−六番−−十番−八番 −−−−−六番−−−−−
三四−十八−−二番−十九 四番−二番−−五番−三番
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02月05日(日)
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