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サッカー観戦日記
by T.K.
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■高校総体大阪大会男子準々決勝 興國−賢明 大阪桐蔭−履正社 女子決勝 追手門−学芸
ハーフタイムで興國はバルサのイムノを歌っている、明らかにバルサを意識したパスサッカーだし。40分(後半5分)交代があったっぽいが分からない。賢明2番は相変わらず興國10番をよく封じている。また賢明のGK1番はよく声の出るいいGKだ。賢明11番左クロスにファーで9番スライディングシュート、届かず。いい形。47分、興國7番が仕掛けサイドチェンジ、11番が右クロス、9番合わせて2−0。以降興国は徹底的にパスを回し始める。49分、11番右からカットインシュートは上に外れる。59分、興國9番→19番。CFに。52分、賢明、左FKは興國GK1番がナイスパンチ。55分、興國、左で7番仕掛け、6番ミドルは上に外れる。決定機。興國7番の高速ドリブルが止まらなくなってきた。賢明は追撃どころか守備に追われ、非常に苦しい展開である。興国はクリアが増えて堅実なゲーム運びである。62分、賢明、右CK、誰かが左足で入れるが、興國GKが非常に高く安定したキャッチ。63分、賢明7番に警告。ラフ。レイト。賢明は長身FW19番が入っている。65分、興國5番痛む。この時間帯、隣のピッチで東海大仰星が先制。東海大仰星1−0桃山学院。70分賢明、7番、2枚目の警告で退場。足裏。興國、11番の右クロスに10番ファーで狙うが右に外れる。決定機。72分、興國、19番右クロスに11番中でトラップが流れる。72分、賢明の右CK,左足も実らずタイムアップ。興国が2−0で勝利、決勝リーグに進んだ。

後半シュート数7(3)対2(1)、CK数1対2、GK数2対7、オフサイド数2対1、クロス数2対4、ファウル数1対3、FK数2対1。やはり興国が一枚上だった。サッカーを楽しむというより、負けることに対する重圧が漂う重苦しいゲームだった。興国はエースナンバー10番があまり活躍できなかったが、タテに突破できなければ、7番を活かす動きを見せ、チームに貢献した。と言うか、今年のエースは7番か。

なお、隣のピッチは結局東海大仰星1−0桃山学院で終わった。




いつも思っていることだが、リーグ戦で強い、つまり真に強いのに、トーナメント戦では弱いチームと言うのは存在する。お隣中国では瀬戸内、そして関西では大阪桐蔭である。プリンスリーグではいつも優勝を争うのに、全国での実績では久御山、京都橘や履正社に抜かれて行った感がある。日本ではサッカーの華はトーナメント戦だ。何かのきっかけで突き抜ければ、トーナメントの戦い方も身につくとは思うのだが。

両者プリンスリーグ参加チームなので、プログラムをもとに当てにならない選手リストをアップした。高校総体予選は試合ごとの登録なので背番号と実際の選手も試合ごとに入れ替わる。そこまであくまで参考のために。

会場の堺は年々大阪のラウンド16や準々決勝を開催するには過酷な環境となった。この日のS6,S7はバック側が空いていないし、メイン側は控え部員の応援でいっぱいなので、ゴール裏観戦しかない。ゴール裏にせよ、二重三重の人だかりが取り囲むので、早目に行かねば一列目を取れず、観戦困難である。多分こういうゲームの為に仮説スタンド付きのS15、S16がオープンしたと思うので使ってほしかった。あるいはせめてバック側が空いているS8やS11とか。特にプリンスリーグ首位の履正社対3位の大阪桐蔭の好カードだけに。

高校総体大阪大会準々決勝
大阪桐蔭高校−履正社高校
5月22日 11時20分 堺S6 晴 人工芝


大阪桐蔭         履正社
−−−十九−−二十−−− −−−−−十一−−−−−
九番−−−−−−−−八番 −七番−−八番−−十番−
−−−七番−−十番−−− −−−十三−−六番−−−
二番−三番−−四番−五番 四番−五番−−十四−十五
−−−−−一番−−−−− −−−−−十二−−−−−



大阪桐蔭 監督:永野悦次郎
GK  1 稲垣佳祐  180/70 98/10/17 3年 セレッソ大阪
DF  2 前田紘基  176/68 98/08/25 3年 豊橋デューミラン
    3 渡邊充能  172/65 98/06/12 3年 奈良YMCA
    4 田村浩都  177/67 98/06/14 3年 ヴィッセル伊丹

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05月22日(日)
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