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サッカー観戦日記
by T.K.
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■クラブユース選手権(U−15)準々決勝  ヴェルディ−サンフレッチェ広島ほか
後半ヴェルディ・木村君→皆川君。大会屈指のスーパーサブで抜群のスピードを誇る選手。後半序盤のヴェルディはマークの集中する森本君を囮に皆川君が爆発的なダッシュを見せ、チャンスを作るシーンが見られた。2分、皆川君が抜け出し、フリーでクロス、ファーで高橋賢人君が落とし、村杉君が。6分にも裏をつく攻めからCKを奪う。広島は植野君の突破もなく、攻めが行き詰まっていた9分、ヴェルディのサイドチェンジのトラップがブレたところを、天根君がカット、平繁君に預け自らはダッシュ、平繁君がタメて再びペナ内フリーの天根君へ、ファーに流し込み広島同点に追いつく。これであからさまに調子に乗った天根君は前半同様きっちり守備はしつつ、味方からボールを引き出し植野君以上にチャンスを作る。2トップも反転して前を向き突破するシーンも出て、一転広島ペースのゲームとなった。19分にはCB笠松君が足を攣って小坂君に交代、ますますヴェルディは苦しい。こんな時間帯に隣のピッチから「東京♪」と元気な歌声が!午後からのゲームに備えてピッチに出てきたFC東京の選手たちだった。謙信が信玄に塩を送った逸話の様に、苦戦のヴェルディに対する、強いライバル関係を超えた暖かい友情?そうではなく、ただ歌ってただけで、状況を把握すると沈黙。FC東京に見放されたヴェルディの苦戦は変わらず、1−1で後半終了。

延長2分、広島はカウンターで左の植野君へ、平繁君から横竹君、ドリブルから20m以上の思い切ったミドルを叩き込みVゴール。横竹君は初シュート。つくづく身体能力の高い選手である。ゲーム後広島の歓喜の歌声が続いた。

延長まで観戦したのでバイキングにはありつけず。待っていては第2試合が始まってしまう。面白いゲームを観られて精神的には満腹だが。やむを得ず昼食は弁当。第2試合ははしご観戦。ひとつはJFL時代からのライバル、フロン・ガス戦とならず、川崎Fを破った養和とFC東京の都大会決勝の再現となった。


クラブユース選手権(U−15)決勝トーナメント準々決勝 三菱養和−FC東京
8月14日(木)Jヴィレッジ 13時30分 ピッチ良 雨 並風

養和                東京
−−−神村−−田中−−− −−−蛯原−−蓮見−−−
−−−−−森−−−−−− −−−−−宮坂−−−−−
−児島−−仙石−−冨塚− −寺島−−中野−−稲葉−
藤本−−林−−杉本−渡津 森村−高橋−−吉村−椋原
−−−−−佐藤−−−−− −−−−−権田−−−−−

立ち上がり風上の養和がタテの速い攻撃で攻勢に出る。LB藤本君やボランチ仙石君は力強いフィードがあり、ロングも威力十分。6分右CK藤本君から仙石君の打点の高いヘッド、惜しくも外れる。10分には藤本君が30mロングを放つ。12分、東京、抜群のキック力のGK権田君のパントキックを蛯原君が右に流れて受け、ペナ右コーナー付近の稲葉君へ、ワンタッチでマーカーを外し右に切れ込み左スミへ流し込み先制。以後は東京が支配するもののサイドをなかなか崩せず、中央は養和の粘り強い守備が光る展開に。養和は東京守備陣を崩せず、かといって高さでは高橋君・吉村君のCBコンビに歯が立たず、神村君のスピードか、20m以上のミドルを狙うしかない状況となる。23分に仙石君がミドルを放った程度。東京もチャンスを作れなかったが、相手にチャンスを与えず、後半は風上に回ることもあり、このまま逃げ切る公算大と見て、もう一つのゲームに向かった。


クラブユース選手権(U−15)決勝トーナメント準々決勝 横浜Fマリノス−清水エスパルス
8月14日(木)Jヴィレッジ 13時30分 ピッチ良 雨 並風

横浜FM              清水
−−−斉藤−−高橋−−− −−−町田−−山崎竜−−
−−−−−森谷−−−−− −−−−−−−−−−−−
−武田−−大久保−幸田− 小出−長沢−−池田−田村
丸山−石川−−田代−岩田 桑原卓−佐野岩本−桑原彬
−−−−−守屋−−−−− −−−−−山崎晃−−−−


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08月14日(木)
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