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サッカー観戦日記
by T.K.
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■近畿国体少年男子 大阪−和歌山 兵庫−京都
関が原を抜けるとそこはもう南国だった。とにかく暑い。自宅に戻ってもくつろぐほどの余裕もないのでそのまま高槻総合SCに向かう。今年はプログラムを市販している。一部300円。高槻での開催ということで、ある程度の売り上げが期待できるからなのだろうか?有難く購入する。

第1試合は大阪−和歌山戦。今年の近大和歌山は好チームだが、戦力的には大阪が圧倒的優位に立ち、おそらくどのような戦い方でも勝つ可能性が高い。それだけに1ヶ月後の国体本番に向け、大阪の仕上がりに注目した。


国体近畿ブロック大会 少年男子 大阪−和歌山
8月15日(金)高槻総合SC 12時 ピッチ並 晴 微風

大阪                和歌山
−−−江口−−三木−−− −−−中出−−辻尾−−−
−−−−−松岡−−−−− −−−−−−−−−−−−
−家長−−竹林−−寺田− 坂田−山本−−東−−山下
馬場−小野原−丹羽−野村 西谷−川端−−小林−秋田
−−−−−稲田−−−−− −−−−−栗林−−−−−

35分ハーフ。プログラムはやや怪しいが多分これであってます。大阪はまあ自然な、というか一番クセのない、あまり周囲から文句の出ないようなスタメン。G大阪7人。このゲームではG大阪と似たサッカー。開始時には寺田がトップ下だったもののすぐ松岡と入れ替わる猫だまし。SBは守備的。中盤はよく繋ぎ、ポスト得意の2トップに当てて受け崩す。和歌山は近大6人。サッカーも近大と同じ方向性に見えるが、組織力は格段に落ち、近大の特徴である、極端なまでのラインの押し上げも中盤での組織的な激しいプレスもない。

開始1分、丹羽のフィードを三木が落とし寺田20mシュートは枠外。いきなり決定機である。3分には家長ドリブル突破、ペナ手前で倒され、正面18mFK。小野原のシュートをGK栗林好セーブ。和歌山はプレスが甘く大阪にパスを回されてしまう。近大和歌山単独チームのほうが数段強そうだ。タレント的には上なのだが、近大は元々組織力の高いチームで、しかも昨年からあまりメンバーが代わっていないので、連携も抜群だが、選抜チームゆえその長所が消えてしまい、厳しい展開となった。国体選抜をほぼ単独チームにするか、オールスター型にするかは難しい選択だ。とはいえチーム作りに失敗したとは言えず、それなりにしっかりしたサッカーだが。5分、大阪・三木が和歌山主将のRB秋田から直接奪いGKと1対1、しかし狙い済ましたシュートはポストに当たりラインを割ってしまった。8分、今度は和歌山・辻尾が丹羽から奪うが小野原しっかりカバーし、事なきを得る。14分家長、中にドリブルから江口に当てて戻ったところを浮き球で三木へ、前が開いていたがトラップミスでシュートならず。16分、家長パスで抜け出しかけるが栗林いい飛び出しでセーブ。19分、松岡ドリブル、FWがDFの注意を引きつけ、松岡そのまま20mシュート、GK栗林はじくが、こぼれを三木が押し込み大阪先制。21分、山下のパスに中出が抜け出すがシュートは稲田が何となく触り右CKに逃げる。22分、CKを難なく跳ね返しカウンターから家長ロング、枠外。26分、家長ドリブルシュート、枠外。27分、家長のクロスを三木胸トラップで反転して川端をかわしループを決め2点目。29分、三木のポスト、江口に落としすぐ三木へ、江口はマーカーを振り切って三木の右に回りこみ左スミにループシュート、枠外。33分竹林に警告。34分、和歌山LB西谷のいい左クロス、GK稲田キャッチ。前半終わって2−0で大阪リード。


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08月15日(金)
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