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サッカー観戦日記
by T.K.
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■クラブユース選手権(U−18)関西予選 予選リーグ V神戸−C大阪 京都サンガ−G大阪
坂口−鳥本雄−岩城−澤崎 森山−野村−−丹羽−河内
−−−−−井上−−−−− −−−−−佐野−−−−−
このゲームの結果を待たず、ともに2位以内を確保しすでに全国行きが決まっている両チームはおそらくテスト的な意味合いもあるスタメン。
京都は4バックの左に主将坂口を起用し坂口のポジションに入った1年生大村と組ませる。つまり大村がテストされることになる。坂口が上がりすぎるため3バックにも見える。ただ、大村がフタをしている感じで、効率的でなく、カバーに入る塚原に負担をかけた。塚原が4バックの前で相手をマメに潰す。トップ下には永田ではなく伊藤が入る。鳥本綱がトップ脇として崩す。松田がCF。
一方G大阪もテスト色の強いメンバーとなった。寺田・家長・三木はU−18代表でオランダの空の下。金は韓国U−17代表で釜山4カ国国際ユース参戦中。っていうかほとんど日本にはいない。寺田・家長・三木のところには横谷・岡本・渡部が同じ役割で入る。FW出身の横谷がトップ下でどれだけやれるか、右サイド得意の渡部が中で通用するのか、といったところが注目点。
最初のチャンスは京都。CK坂口のボールを長身澤崎ファーでヘッド。しかしG大阪は最終ラインからの落ち着いたパス回しでペースを掴む。9分、DFのパス回しから丹羽がスルスルと前にドリブル、FW2人が左に流れ、松岡も右に張り出して坂口を引きつけ、京都ゴール前にポッカリ大穴が発生。丹羽が味方に預けてダッシュ、ボールを受けフリーで決めてG大阪先制。この後もややG大阪押し気味。この日トップ下に起用された1年生横谷はボールをもらう前の動きがまずく、味方は足元へのパスが出せず、ボールを受けてもすぐ奪われるなど、塚原に完敗。かといってゴール前に飛び込む判断も悪く、トップ下としてはまだまだか。渡部も空回り気味。岡本はまずまず機能。松岡は対面の坂口をポジショニングの良さで圧倒。とはいえG大阪は全体にキープ時間が長い割りに決定機を作れない状況となる。京都も最終ラインからゆっくりつなぎG大阪のスキを伺う。松田はポストプレーヤーとしてはややパワー不足だが、確実な技術と切れ味鋭い反転で攻撃の起点となる。鳥本綱は機転の利いたプレー、得意の小技で崩す。ややずんぐりした体を入れてのキープも見事。16分、松田、反転ドリブルで突っ込むがG大阪クリア。21分、松岡が抜け出し出口へ、シュートはサイドネット。30分、またも松岡、坂口の裏を取り抜け出しかけたところを倒され正面25mFK。與が右、松岡が左で蹴れる位置にいるがGK井上は松岡には無反応(笑)。與がきれいに曲がるキックで狙うも上に外れる。ロスタイム鳥本綱、丹羽のチャージ(ノーファウル)受け負傷、ハーフタイムで交代。
後半京都は右サイド得意の阪部投入。G大阪はあいかわらずDFでゆっくりまわす。京都は引き気味。無理に前に出そうとする野村に対し、島田監督から「40分(CBで)回してれば勝つんだから」という声もかかる。丹羽がオーバーラップを試み、河内に預けてダッシュ!するが河内に思いっきりパスミスしラインを割る・・・・・・。11分、松岡が中に侵入、渡部とのワンツーからシュートはポストを叩く。13分、横谷ドリブルからスルーパス、渡部のシュートは井上ナイスセーブ。過重労働の塚原が疲れ、横谷もプレーできるようになってきた。ボールテクニックはしっかりしている。こう着状態の中京都は次々と交代。20分過ぎの時点で前線は松田を中央に右に阪部、左に坂口、ボランチには塚原と村田、右WBに神田左WBに木下と豪快に入れ替える。
−−−−−松田−−−−−
−−坂口−−−−阪部−−
木下−塚原−−村田−神田
−鳥本雄−岩城−澤崎−−
−−−−−井上−−−−−
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06月01日(日)
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