ID:38841
ちゃんちゃん☆のショート創作
by ちゃんちゃん☆
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■忘るる事象について、いくつかの報告(2)
「だから、そんなに派手なリアクションすんな! 顔がもげそうだぞ、顔がっ!!」
「いちごおおおおおっ! 俺は嬉しいぞおおおおっ!」
「・・・・・・・☆」
どんな悪態をつこうが、感動の涙を止めようとしないコンに、さすがに一護もどんな態度をとって良いのか途方にくれてしまう。
そんな彼の気恥ずかしさを、更にルキアが増長させるのだから、タチが悪い。
「ほほう・・・少々ヤケるな、一護。私がおらぬ間に、随分コンと仲良くなったではないか」
「ルキア、てめえっ!」
「ヤケるだなんて、そんな、恐れ多いっ! 俺はちゃんと、姐さんのことも愛してるっす!」
「ホントか? 愛想をつかされたと心配していたのだぞ?」
「マジっス! 俺のこのあふれる愛情を受け止めて・・・・・むぎゅ☆」
「ああスマン、いつものくせでつい足蹴に」
「・・・何か、シアワセそうな顔で伸びてるな・・・」
やっと気まずさを拭い去り、本当にいつもどおりのやり取りを交わす3人だった。
そしてそんな彼らを見守りつつも、密かにショックを受けている男が、約1名。
「ヤ、ヤケるって、ヤケるって・・・」
「だから阿散井、朽木はそういう意味で言ったんじゃねえだろうがよ」
「あーあ、全然聞こえてないみたいですね」
≪おしまい≫
※イヤだから、マジで謎でしょうが。一護がコンのことはちゃんと覚えてた、ってことは。
まあそうでないと、そもそも話が進みようがなかっただろうけどね・・・。
もしHPで正式にUPすることになれば、製作秘話なんか書こうかと思ってます。多分劇場公開終了後でしょうけどねー。
ちなみにここに書いた『改造魂魄が作られた理由』は捏造ですんで、本気にしないでねv
12月25日(木)
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