ID:38229
衛澤のどーでもよさげ。
by 衛澤 創
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■行ってきたー!(その2)
さて、昨日付記事からの続き。
B'z LIVE-GYM 2006 "MONSTER'S GARAGE"」大阪ドーム公演いよいよ開演。以下、当日のセットリスト。

1.ALL-OUT ATTACK
2.juice
(B'zのLIVE-GYMにようこそ!―――ネタ仕込みあり)
3.ピエロ
(MC)
4.ネテモサメテモ
5.ゆるぎないものひとつ
(MC)
6.恋のサマーセッション
7.MVP
8.BAD COMMUNICATION
9.ultra soul
10.雨だれぶるーず
(センターステージへ移動―――5人でMC)
11.HAPPY BIRTHDAY
12.Brotherhood
13.BLOWIN'
(フロントステージへ移動)
14.OCEAN
15.MONSTER
16.衝動
17.愛のバクダン
18.LOVE PHANTOM
19.SPLASH!!
20.明日また陽が昇るなら

−アンコール−
1.ギリギリchop
(MC)
2.RUN
(おつかれー!)

今年のステージはトラスも特に変わったかたちのものではなく、センターステージも開演前にはあるのかないのか判らなかったくらい小さなもので、全体的に地味。ツアーのタイトルアルバム「MONSTER」が地味なのでそれは仕方がないことか。ドカーン!と大きな音や火が出る特効も後半の「MONSTER」までなし。曲のアレンジも少しおとなしめだったように感じた。
やっぱりヴォーカル氏の衣装はアレでナニだった。黒字に赤い柄がびっしり入った、裾が膝まである長い上着に貴○花風髪型。V2(Xではなく)のYOS▲IKIさんかと思うじゃないか。似合ってn(断線)。

2曲目が終わるといつものように御挨拶と「B'zのLIVE-GYMへようこそ!」が入るのだが、毎回「B'zの」で何回かタメる。この日もタメてタメて……ちょっと様子が違う。アリーナで何か異変が起きている様子に「何か変な人がいます」と振り向くヴォーカル氏。オーロラヴィジョンには肌も露わなタンクトップ姿のお姉さんが二人の警備員と揉み合っていいる姿が映る。そうするうちにお姉さんの胸許がオーロラヴィジョンの中にアップに。
お姉さんのタンクトップの胸に書かれている文字は「B'zのLIVE-GYMにようこそ!」
十数年前から思っているのだけど、この人たちの仕込みのやり方はいつもドリフターズっぽい。勿論、これは誉めている。

十数年前からと言えばMCもやはりその頃から先生っぽい。話し方が年々授業っぽくなっていく。流石教育学部卒と言っていいのか。最近は内容まで学校っぽいような気がする。最初のMCでは「知らない曲も出てくるかもしれませんが、何となく歌っているうちに歌えるようになります。声を出して歌うことが大事」と述べていた。中学校に通っているとき、似たようなことを授業で言われた憶えがあるぞ。

「恋のサマーセッション」はタイトルだけでも1980年代風で笑えるというのに、ステージにはこれも1980年代の歌謡番組に登場したスクールメイツ風のダンスお姉さんがポンポンを持って沢山出てきて、振付までスクールメイツ風であまりのアナクロニズムの明らさま加減に笑ってしまって大変だったよ私は。一緒に踊りたかったさ。
客席のみんなが一斉に踊る新しい曲は「MVP」。両腕でかたちづくる「MVP」の「P」は踊る本人からではなくステージから見て「P」にならなくてはいけないから、曲げて輪っかをつくるのは左腕だ。しかし、この振付は狭い客席では左隣の人の頭に肘鉄砲を喰わせかねなくて危険窮まりない。この危険さのために来年以降も採用されるか否かは定かではなさそう。
「BAD COMMUNICATION」なんて最早や伝説となった曲(つまり以前は定番だった旧い曲)が入るとは思ってもみなかったが、アレンジが地味だった。ステージ上の人ももうくるくるまわるのはやめたようだ。アレは目がまわってステージを踏み外すからな(笑)。

センターステージへの移動は、瞬間移動をやめて久しい。「移動します」と宣言してゆっくり歩いていく。今回もそう。フロントステージを降りて、3塁側からアリーナ中央の通路を通って……つまりアリーナ3塁側54列にすわっている(ライヴ中は立っているけど)私の目の前を通っていくのだ。

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08月27日(日)
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