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衛澤のどーでもよさげ。
by 衛澤 創
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■道の駅巡り(2)。

ジンジャエール(300円)と塩マカダミアのブリオッシュ(150円)、そして柿ソフトクリーム(300円)です。何れもおいしかったのだけど、柿ソフトクリームはあんまり柿っぽくなかったかな……。ブリオッシュはおいしかったです。焼きたて直ぐを現地で食べるのがやはりいいようで、自宅に持ち帰って食べたパンは何だか一ト味落ちたような感じでした。8時間経ってたしな。

「柿の郷くどやま」がある和歌山県伊都郡九度山町は真田幸村ゆかりの地。来年の大河ドラマ「真田丸」で盛り上がっているご様子です。


パーシモンと同じ並びに「世界遺産情報センター」という施設がありまして、ここには勿論世界遺産の「紀伊山地の霊場と参詣道」、特に高野山と熊野古道についての資料が展示されているのですが、真田赤備え(勿論レプリカ)も展示されています。


その他、九度山の町歩きマップなどもあります。歴史の町並みと徒歩による長距離行軍が愉しめるようです。

1時間ほどの休憩ののち、今度は国道24号線を西に向かって走ります。約20分で次の道の駅「紀の川万葉の里」に到着。距離にして10kmちょっとです。


ここでは何をしたかと言いますと、またソフトクリームを食べました。今日の目当てはソフトクリームなのです(push念)。
「万葉の里」の食堂施設「まほろば」にはバニラやチョコレートのほか、梅、みかん、白桃と県の名産味のものが揃っています。実は私、後年に南紀方面へツーリングの予定がありまして、梅やみかんのソフトクリームは南紀にもありますのでそのときの愉しみとして取っておきまして、本日は白桃ソフトクリームを頂きます。


「まほろば」は、名にそぐわずとても狭くて地味な雰囲気の、おばちゃん3人ほどでまわしている食券制の食堂です。ソフトクリームも食券を買って入手します。どの味を択んでも290円。そろそろ昼食どきで「まほろば」内は満員だったので、テラスという名の通路で白桃ソフトクリームを食べました。
写真の白桃ソフトクリームの角が立っていないのは、撮影より先に私が食べてしまったからではなく、まほろばのおばちゃんが急いで巻いてくれてかたちがいまひとつ整わなかったからです。

白桃ソフトクリームは一ト口、口に入れて直ぐに桃の香りがふわっとして、クリームには細かく刻んだ果肉も混じっていて、なかなか美味です。うん、これは桃だ。満足。
実は先月、紀の川市桃山町まで旬の桃ソフトクリームを食べるために単車で走ったのですが、折り悪しく桃の季節の終わりで販売店が休業だったことがあり、来年まで食べられないかと思っていたので、余計に満たされた感があります。


「紀の川万葉の里」はその名の通り紀ノ川の川沿いにあって、川縁でくつろいだりバーベキューなどを愉しむことができます。この日も土手の草の上に寝転ぶ人やコンロを囲む人たちの姿がありました。
テントを立てている人もいましたが、きっと日帰りです。宿泊は多分いけない……んじゃないか、な。

「万葉の里」という名に惹かれて立ち寄ってみたのですが、あまり万葉ではありませんでした。万葉成分がないと言うか。所在地の和歌山県伊都郡かつらぎ町は万葉集に15首詠まれていて、とのことですが。「これやこの大和にしては吾が恋いふる紀路にありといふ名に負ふ背の山」という阿閉皇女の歌などは有名ですね。「万葉の里」近くの国道24号線沿いには「背ノ山」という地名があります。
かつらぎ町内には万葉の歌碑が幾つか点在しているようです。ハイキングコースにもなっているようなので、歩くの大好きっ子さんは行ってみるが吉かもしれません。


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09月21日(月)
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