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ドラマ!ドラマ!ドラマ!
by もっちゃん
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■バレンタインの贈りもの〜Long Distance
 今日は聖バレンタインの日。みなさまハッピーにお過ごしでしたでしょうか?日本ジャンプ陣にとっては、ハッピーな日にはならなかったのが残念。原田のビッグスマイルはなかったけど、船木がインタビューで団体に向けて笑顔で答えていたので、ちょっと良かった。

 Anyway,バレンタインの贈りもの、それは『MOTHER最終公演 Long Distance』。升毅が座長のMOTHERは、この公演をもって11年の歴史に幕を引く。間に合ってよかった。MOTHERは、行きたいなぁ、と思いながらずっと行ってなかった。行こうとチケットを取りながら行けなかった劇団だけど、とにかく最終公演には間に合ってよかった。(間に合ったら,間に合ったで、なんで今まで見てないんだーって悔しくなったりもするんだけどね)

 『Long Distance』・・・どうでもええけど、ほんまかっこいい。チラシ、パンフの表紙。もう、ドキドキ。ふふ、「愛されるか。殺されるか。」香港Noirに勝ってます。かっこいいです。パンフの中もかっこいいです。どうでもええことなんてないんです。前作「クラウドバスター」のドラキュラ伯爵もかっこよかったけど、これは、更にかっこいい、渋い。これがジャケットになってるという理由だけで、CD買おうかと思うくらいかっこいいです。何回、言うてますかね、かっこいい。ふふふ。
 
 香港Noirに勝ってる、と言ったのは、最終公演に座長・升毅が選んだ題材が、『男たちの挽歌』的香港Noirだから。『男たちの挽歌』は、観たいなぁ、と思って見逃してるもので、頭の中に勝手にハードボイルドな渋いイメージをつくりあげていた。あぁ、升さんがそういうのやったらめっちゃかっこいいやろなぁ、って次回作にして最終作の「タイトルとベースはそういう世界だよ」みたいのを聞いた時思った。で、直前に「うん?ちょっと待てよ。これはイメージだけちゃうかもしれん。観といた方がいい気がする。それにどっちみち観たかってんし。」久し振りにビデオをレンタルしたけど、びっくりした。「え?『男たちの挽歌』って、Uまでちゃうの?こんなにあんの?しかも、なんで、ここの店はUからしかないねん!?」別の意味びっくりした。仕方がないというか、せっかくなので『男たちの挽歌U』借りて観た。観ておいてよかった。(Uやけど)かなりテイスト的にうまいことぱくってるのよ。これから『Long Distance』観る人で『男たちの挽歌』観てない人は、観てから行く方が楽しいでしょう。

  ちょっとネタバレ。いきなり投獄されてる升さん。その結果を招いた「最後のお勤め」で仲間を失ったこととか夢に見てる。そこに内偵してほしいと警察側から交渉される。断る升さんに捜査するペアとして紹介された男は、出たよ!死んだ仲間の双子の兄。「最後のお勤め」に失敗したのは、はめられたからに違いない。でも、それは別の仲間の裏切りか?それとも・・・。いやー、まさに『男たちの挽歌』的設定!

 でも、本家の『男たちの挽歌U』観てね、私、かなり笑えて。これって笑っていい映画だったっけ?当時観てたら「かっこいい」ってはまったんやろうか。疑問の嵐の中観た。決めるとこは、決めてるみたいやし、ラストシーンとかかっこいいとこあるんやけど、「え?そんなマフィアの頂点にたった男たちが、そんなツメが甘いか?」「それ、撃ち過ぎちゃうん?装填されてる玉数っていったい?」。妙に哀愁感漂わせてるけど「なんか釈然としないのはTを観てないから?」ある意味面白くてはまって、ついシリーズ全部観ようかなって気持ちにまでなっている私ではある。あなどれない香港映画、恐るべし。


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02月14日(木)
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