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ドラマ!ドラマ!ドラマ!
by もっちゃん
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■バレンタインの贈りもの〜Long Distance
 『Long Distance』に戻って。幕前、香港のお寺という雰囲気でぐるぐる巻きの線香がいっぱいぶらさがってたり、ステージ中央に御香焚かれてたり、それがラストシーンにつながるセットなんだけど、舞台はそういうことで香港。升さんはジェフ・ウォン。あとラウさん、ウーさん、ロンさん、トミーさん。いかにもな名前で。MOTHERでは日本のやくざが関わってくるんだけど、そっちを大阪弁で演じ分けてて、ありがちだけどネイティブ関西人の多さがいきてるよね。『男たちの挽歌U』での笑いとは別の、ちゃんと狙った笑いもMOTHER的にちりばめられ、ストーリーにも穴もなく、いい意味のツッコミどころがあり、楽しめたよ。ラッパ屋の岩橋道子さんはきれいだし。キャラメルの近江谷太朗さんも曖昧な役どころをええ感じでやってたし。なにより、泥棒トリオが升・牧野エミ・宮吉康夫のスリーショット。かっこよさについ引き込まれて忘れてたけど、ラスト近くでジェフとラウ(刑事)が「コンビ解消だな」って言うとこで思い出さされる。あ、そうだった。終わりなんや。ぐすっ。更に物語りはハッピーエンドなんだけど、冒頭で殺されたもともとの仲間ディッキーな宮吉が幽霊で見守る感じ?ステージ奥に。手前では再投獄を逃れるためにジェフな升さんが香港を離れると仲間のフェイ(エミさん)に告げる。「いつまで?」「10年?いや、わからないな・・・」「それまで、サヨナラ」「サヨナラ」潔い、からりとした別れのシーンで終る。でも、こっちはぐすっ。このスリーショットはもう見れないかもな・・・。
 じーんときてるまま終らせないのがMOTHER流。いきなりラストダンスシーン、そしてエンド。大阪公演がかわきりでしかも中日くらいに行ってるからこんな感じでよかったのか、福岡ラストステージ、感極まるのでしょうか。

 おうちに帰ってパンフを読むと、升さんたら当時『男たちの挽歌』のチョウ・ユン・ファの男の美学に泣いた!とか書いてある。笑って観た私がどっか間違ってるのかしら?でもね、でもね、確実に升さんのほうがかっこよかったですって、ほんまに。


 なんか、やっぱり、ちょっと切なぁ、ってなってるとこへ、本日ラストを飾ってくれたのがVVV6!!「バレンタインデバ地下対決!!」もう、あきれ返るね。スゴスギルよ、彼らは!チーム「ザ・ミヤモト」は、チョコ豆腐、まじで作ってるし。チーム「田田丸」にいたっては、「型にこだわる」って最初、イセエビの殻とか型にしてチョコ固めてるし・・・。岡田君が「チョコエッグってあるじゃん?」って白身の替わりにチョコを入れたら、気味が悪いんだけど、食べたら黄身が芋っぽいんだって。で、殻をホワイトチョコで白身チョコ、黄身は黄身、という「卵型チョコ」その名も、いいのか「うみにげ」!試食の時に森田は「金持ちの家に行った時の味」、型からできたのをぱっくり開けたら「お、2対2だ!」(型の両方に2個づつなっただけで、意味なし)とかおおはしゃぎさ。岡田くんも「生まれた!」「豪華だね」「貴族だ!エリザベスとか食ってそうだ!」って続けるし。突っ込みはないのかよ!と思ってるとこへ森田が「3世な!」・・・エリザベス3世なのか・・・。楽しいよ。馬鹿笑いでバレンタイの夜は更けていったよ。ありがたいね。V6・・・・。

 「でも、ね、早乙女さん!あの『Long Distance』の余韻はどうなってるのよ!」「ええ、白鳥さん、それは、私たちの心の中に永遠によ」・・・・・・・・ってこれ、来週、後半出店編のデパガコスプレ「田田丸」やん!あぁ、色気ないなぁ・・・。あんな色気炸裂升毅見てきたのにさっ!そういえば、チョコ豆腐つくりの最中のナレーションで言ってたわ「この温度を間違えると豆腐は二度と固まらないっ!!」これって、実は恋の薀蓄だったのか?

02月14日(木)
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