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ドラマ!ドラマ!ドラマ!
by もっちゃん
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■五十嵐文男さん
そういうことなのだ。あのミスは金を狙うべレズナヤ組に痛かっただろう。しかし、それに動じることなく、一つの作品としてみじんも気を抜く隙のないプログラムを流れるように芸術作品として滑りあげた。怪我を乗り越えてきたロシアペアは昨シーズンの最高といわれたプログラムでなく、新作「タイスの瞑想曲」で、責めた。勝つためには挑まなければならないと。カナダペアは、彼女達の地位を確固たるものにした昨シーズンの「ある愛の歌」を完成させ挑んだ。ジャッジで決まる競技には、審判員の中に身贔屓が出てきているのでは?と思えるジャッジポイントが見えることがある。カナダペアは不運だったのか?私は、この場合は、より美しくプログラムの素晴らしかったロシアペアが僅差で金だったのは、致し方ない結果だと思っていた。それを五十嵐さんが冷静に解説してくれた。
今日は、男子ショーとプログラムもあった。解説は、五十嵐文男さん。安心してみていられます。しかし、ロシアの両雄ヤグディンVSプルシェンコ!まさか4回転を得意とするプルシェンコがこけるとは思わなかった。でもさすが、その後の演技は完璧にこなし、4位。ただ「M・ジャクソンメドレー」ありがちなんだけど、要素を入れ込むために、イメージが途切れ途切れになった感じが否めない。その点、ヤグディンは「ウィンター」という、統一感のあるプログラムで、小さなフリーと思ってもいいくらいの完成度。もちろん、要素も決めてくる。ジャンプはもちろん、いったん、ためてからの早いステップ、ラストの優雅なシットスピン。プレゼンテーションも素晴らしくちょっと他のプログラムでは、もしプルシェンコがこけなくても、芸術点では、かなわなかったんじゃないだろうか、っていうくらいの出来だったと思う。圧巻。アメリカに行って表現力がアップしたと思う。
そして、アメリカのティモシー・ゲーブル、4回転をサルコウで飛ぶ、いきのいいプログラム。これを押さえて、本田武史、堂々2位!5位には、同じくロシアのアレクサンダー・アブトがつけている。さてさて、本田、フリー本番では、どういう演技を見せてくれるか。あの長野で泣いていた青年とは思えない成長振りです。
解説の最後にコメントを求められて、五十嵐文男は『狙ってもダメ、逃げてもダメ、守ってもダメ、自分に今できることを精一杯やる事ですね』と、また両雄争いについては『精神的コントロール』をどうほんばんまでにやってくるかでしょう、と言っていた。この言葉は、競技者だけでなく、日々生きている普通の人生を生きている私にも見に沁みる思いがした。
ところで、ジャンプラージヒル!!おいおい、公式トライアルで1・2フィニッシュって・・・・。久し振りだ、って見上げてるよ、船木・・・予選通過。トップに食い込むにはなかなか有力なトップがいるだけに難しいだろう。でも、できたら1・2フィニッシュみたい。本番でも頼むよぉ!
バレンタインにプレゼントを頂戴!!
本音はね:怪我なく、あなたらしいジャンプを飛んでください、気持ちよく、原田さん。それであなたの笑顔がくっついてきたら言う事ありませんことよ。団体もあるし・・・。
02月13日(水)
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