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へそおもい
by はたさとみ
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■旅の日々への通路
ヨガレッスンに。
すてきな庭の
山の一軒家にすんでいる
ちょっとかわった先生。
この5月から
夫とも手紙以外の連絡がとれないような
インドの山奥に修行にいっていて
かえってきたばかり。
ヨガには
1身体を動かすこと
2呼吸
3休息すること
4バランスのよい食事
5哲学と瞑想
この5つが必要だという。
この5つにバランスよく
とりくんではじめて
ヨガをやっていると
おもってください
という。
なにかやりたいこと
ありますか?
ときかれて
マントラを
教えてほしい
声をだすことがしたいと
リクエストした。
この3月のバリの旅で
マントラって
なんと気持ちの良いもの
なのだろうかと
おもったので。
そうしたら
マントラでもいいし
かみさまのうたもある
という。
それで
きょうは
レッスンの最後に
かみさまのうたを
教わった。
ガンジス川のかみさまのうた。
ああ、
あそこにいたかみさまだ。
バリに
とっても大好きな木のある場所があって。
この木にいるかみさまはだれ?と
きいたら
ガンジス川のかみさま
女のかみさまだ
と教えてもらったのだ。
サンスクリット語の発音が
とってもムズカシイけれど
聞き覚えがあるメロディー。
このうた…
バリの山の方の
シャーマンの村を
訪ねたときに
たまたま
村人たちがあつまって
儀式をする日で
そのときに
うたっていたうたと
メロディーがにている。
村人たちは
シャーマンの祭壇の前にあつまって
アコースティックギター(なぜ!)と
たいこに合わせて
みんなでいろんなかみさまのうたを
合唱するのだ。
なんというか
老若男女があつまって
町内会の集いのような
歌声喫茶のような
なんともいえないゆるさで
それが延々と1時間くらい続く。
たまたま
その場に居合わせることになった
わたしたちも
口パクで適当にあわせて
一緒にうたう風にしていたのだが
ギターのチューニングは
あきらかにはずれているわ
メインボーカルは
のっりのりでうたっているわ
なんで
わたしこんなところにいて
うたうバリ人たちの中にまじって
うたってるんだろう?
と思えてくるわ…
そのシュールな風景に
笑いがこみあげてきて
笑ったらあかん!と
おもうとますます
笑いがとまらなくなって
タイヘン苦しい時間であった。
そうそう
あの時にきいたメロディーだ。
まどから夕暮れの風が
はいってくる
うすぐらい部屋で
先生とふたり
ガンガーのかみさまのうたを
うたった。
先生はハルモニウムという楽器をひく。
それがまた
ぼわーんとゆるい音で
かっこいい。
ぼわーんぼわーんと
ゆうぐれがやってきて
ぼわーんぼわーんと
うたって
最後は
先生のマントラ。
ありがとうございました。
と外にでると
空には
大きな三日月が
うかんでおりました。
ここにくると
いつも
旅の日々に
ひきもどされる。
07月17日(土)
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