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へそおもい
by はたさとみ
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■奄美大島の旅3(忘れないうちにいそいでメモ)
ユタ神様にいただいたお守りのお酒やお塩。
ろうそくの火をうつした祝詞の紙を
持参したお酒にはりつけて持たせてくれる。



夜は
HABUSのマスターに
教えてもらった
奄美料理のお店
“喜多八”へ。

電話をかけると
すごくうまいタイミングで
二名席が
あいたという。


おまかせのコース
3000円。
そして
飲み放題なら
+1000円。


おちつく
カウンターで
まずは
オリオンビールで
乾杯。

それから
黒糖焼酎を
いろいろ
飲む。

近頃まで
奄美限定だったという
「やんご」が
うまい。


お料理は
順番に、

しまらっきょう
ミミガー味噌和え


冬瓜と鶏肉の煮もの。
しょうががたっぷりで
あおさがのっている。

卵でまいた
おにぎり。

おさしみの
酢味噌和え。

奄美の年越し料理で
田芋、ソーキ、
つわぶき、島の筍、
おおきな人参
の煮もの。


油そうめん。
(魚のおだしがきいたそうめん。)

まだ汁。
(ナマのミズイカの墨で炊いた濃いお汁)

最後に
ミキ。





この
うまうま
料理と
お酒を
いただきながら

まやさんと
お互いの
大切な
いろいろを
語る
充実感!


旅先で
しかも
濃い体験を
ともにすごしたあとでの
話は
自然と
深くなってゆく。


お互いの
生まれ持った
カタチについても
語った。


私の場合は
自分の
変さについて。

保育園にいたころ
みんながやっていることが
とても不思議に
感じたこと。

あれ、
なんで
みんな一緒に
給食たべはじめるの?

というような
不思議さ。

最初は
不思議だったけど

それが
だんだん
自分だけ
違う


淋しさや孤独を
感じるようになったこと。

みんなと
あわなくて
怒られることもあって
恐れも
感じるようになったこと。


それで
だんだん

おおきくなるにつれて
がんばって
あわせるということを
おぼえたこと。

ぎりぎり
なんとか

幸か不幸か
あわせることが
できて
育ったということ。


でも
ほんとうは

とても
自分が変で

わたしは
これから

その
ヘンな自分のまま
生きていきたいと
おもっている
ということ。


社会の中で
生きてゆくために
がんばっていることを
すっかり
やめてしまいたいと
実は
おもっていること。


お互いの
居る場所や
向かいたい場所を

意識
個人的無意識
集合的無意識の
図をかきながら

語り合って
妙に
もりあがる。

仕舞には
愛について
語っている
わたしたち。


まやさんが語る。

「愛する
 愛される
 ってこいうことでなくてー
 そういうことじゃなくってー
 愛って…
 “ある”もんだって
 感じたの!」


「いいこという!
 あるよー!
 愛
 ここに
 あるよー!」


まやさんの
名言を
かきとめる
わたし。


わたしは
カメラが
こわれたので

極力
カメラで
とりたいものを
スケッチするように
していた。
(カメラが壊れて以降
 のせている写真は
 携帯写真)


スケッチノートを
ひらいているのを
のぞいた
おかみさんが

ちょうど
ユタ神様の
話のメモのページをみて



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04月03日(水)
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