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へそおもい
by はたさとみ
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■奄美大島の旅8(忘れそうになりながらも急いで書きなぐる)
お庭の畑のいろいろな野菜やハーブ
たっぷりの野生の風味の
おいしいパスタ。


摘みたての
レモングラスをいれた
お水と

ミントをいれた
お水。


パスタをいただきたながら
いろいろなお話をする。


ひろみさんが
奄美にやってきたときの
ふしぎなお話。
ユタ神様のお話。
おふたりの生活。


「おふたり、熟年夫婦みたいで、すてき☆」


まやさんがいう。



仕事でも家でも
ずっといっしょなので
熟年夫婦なみに
一緒にいるのではないか…など
笑いながら話す。


おふたりで
おおきなまるを
えがいているような

すてきなご夫婦。



ふたりは最近
ムーミンとハイジに
はまっているのだそうだ。


やっぱり
ほのぼのだ。



おいしいコナの
珈琲をその場で
いれていただく。


ゆるい時間。


その日の
日記に
わたしがかいていた
言葉は

はてしなくlove


ほんとに
はてしなくloveな
ひとときであった。





そうこう
するうちに


わたしたちの
フェリー時間が
近づいてくる。


車に乗る前に

海まであるいて
この集落の海に
ごあいさつさせていただく。

おおきな一枚岩がある。



ああ
かえりたくない

さみしい。



また
必ずくると
心にきめながら


おふたりと
お別れする。


ありがとう。



自分が
ちゃんと
生きている感じが
する。






まやさんと
ふたり
港に
車でむかいながら

これからの話をする。


今夜は
名瀬にもどる。


一日目に
わたしが出会った
にいちゃんと
その幼馴染の
手相見の人と
飲むことになった。


おみやげも
かわなくちゃ。


そして
あした
空港に行く前に


ユタ神様に
おしえてもらった
海岸にたちよって


海の神様におねがいして
まいにちのお祈りのために
お線香をたてる白砂を
いただかなくてはいけない。


白砂をいただくときに
3本のススキが必要だ。

「すすき手に入れなくちゃね」


そういったとたん

車をはしるそばに
すすきがあらわれた。


「わ、すごいタイミング」


車をとめてもらい
立派なすすきを3本いただく。



港に到着すると
車がたくさんいて
いろんな人もいて

なんだか急に
都会にきたような
感じがする。


古仁屋の港にもどって
それから名瀬にいって

あした大阪へ。


すこしずつ
段階をふんで
都会へ
ちかづいてゆくのだ。

04月10日(水)
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