ID:31657
to Die
by 293とうめこ
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■SPY GAME
はぃ、連続です!!
予告どおり!!
今回はちゃんとタイトルも最初から決めてました。
その名の通りです!爆
ではではどうぞ
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リンゴーン
PM 9:45 某国ホテル内スィート
「誰だね」
「ご注文のお食事をお持ちしました」
「入りたまえ」
インターフォンによってそう会話がなされた後、扉のロックが解除される。
ベルボーイはそれを確認すると礼儀正しくワゴンを引き、中に入った。
中には中年の男性と娼婦か愛人といった体の女が一人。
二人は親密そうに顔を寄せている。
ベルボーイはそれに目を向けるでもなく机の上に食事の用意をしはじめた。
っと思いきや机の中央に有る花瓶に小さな何かを入れようとする。
「きみ」
瞬間背後から呼び止められ、慌てて振り返った。
”何か”はぽちゃりと花瓶の中へ入る。
「お痛がすぎるなぁ。最新型のかい?でも、私にはそんなもの通用しないよ」
中年の男がにこにこと笑いながらベルボーイを見る。
ベルボーイはバレたと気付いた瞬間逃げを打ってでた。
「あら、三下のスパイね。だぁれ?こんなしょぼいのよこしたの」
それと同時に女がくすくす笑いそう言った。
「さぁ・・・・誰かな?」
男が花瓶の中の盗聴器を指で潰し、もう片方の手で糸を引く様な仕草をする。
っと瞬間
「ぐぁっ・・・・・・!!!」
ベルボーイの男が首を抑えもがき・・・・ごりっという音と共に床に伏した。
女と男はそれを薄笑みを浮かべ見守っていた・・・。
+SPY GAME+
「アホなやっちゃなぁ」
ベルボーイを部屋の内にひきずりながら中年の男が言った。
ホテルの一室、その中は先ほどとは雰囲気が変わった様子だ。
「ほんと、俺らの事相手にバレてなかったって事だね」
女は先ほどまで座っていたクッションから立ち上がる。
すると女とは思えぬ程の長身があらわになった。
「ほんまやな。まっ俺らんとこでかいし?こんな奴雇うとこにゃ情報集めはまず無理やろ」
それに応えながら中年男は顔の皮膚を剥がすかの様に顔の表面をめくってゆく。
すると中からは若くなかなか端正な顔立ちが現れた。
そのままスーツを脱ぎ、ベルボーイの制服をはぎ取り、着てゆく。
そして最後には謎のジェルを顔に塗り、その上からメイクを施していった。
そのジェルは特殊な樹脂ジェルで、それを塗り形を整えるとお面の様になる。
その上から色を付けていくと本物そっくりの人間の顔ができあがるのだ。
彼はそのマスクを誰よりもうまくつくりこめた。
「あーあ、またかっこいい顔隠しちゃった」
長身すぎる女はそんな彼を見てふくれっつらだ。
「そんなしてもお前男やからかわいいないで」
ベルボーイに変身した男はそう言いながらも笑顔。
「ふふ、そりゃそうか。ってか俺よりスコーピオンのがかわいいし・・・」
女・・・いや、その女装した男はスコーピオと呼んだその男に近寄り寄りかかる。
「何言うてるんや・・・あほか。キラービー、遊びすぎやで」
どうやら女装した男はキラービーとい名前らしい。
いや、この場合はコードネームなのであろう。
スコーピオは部屋に張り巡らせた糸をくぃっと指先を動かすだけで手の中に集める。
先ほどベルボーイを殺害したのはこの糸を使い喉を絞めたのである。
糸は透明で、目に見えぬ程細い。
これなら相手にも感付かれぬだろう。
肌にあたっても風を感じる程度にしか衝撃は無いのだ。
「でも・・・俺は本気だよ。堕威」
キラービーがその行為を見つめながらふと、真剣な顔で告げる。
それを聴いてギョっとしたのはスコーピオであった。
「仕事先で本名言うなや!バレたらあかんやろ!」
どうやらこの二人は本名を知り合う程には仲が深いらしい。
スコーピオ・・・堕威は眉ねを深めてキラービーは禁めた。
「俺の事、いつもみたいに敏弥って言ってよ。今だけ・・・プライベート」
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06月21日(月)
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