ID:31657
to Die
by 293とうめこ
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■訣別 捌
ここ最近更新怠ってて申し訳有りません。
293の中でちょっと色々と思う事が有りまして・・・
サイトの更新をやめようかと思うくらい悲しい(人が聞いたらそんなことで!?って思うくらいのものなんですが)ことがおこりまして。
とある人、一人だけに聞いてもらったらすっきりしたので、
更新しなきゃなあって。
立ち直りました。
チェックしにきてくださる方、ありがとうございます。
あと、私書箱に訣別が好きだとカキコしてくださったI様。
リクエストと受け取りましたので更新させていただきますv
もし返信してもよろしいのでしたら、メルアド明記でまた私書メくださると嬉しいですv
では前置き長くなりましたが、訣別です。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
その扉の鍵は案外たやすく開くものなのだ。
訣別 捌
大阪某所、ビル内。
kisakiは自分のいつも座る大きめの椅子に腰を据え、たばこを吸っていた。
その顔には憔悴の色。
彼は彼なりに、考えているのである。
狂っていないとは言いきれないが・・・・・
狂いきっているというには・・・・彼はまだ優しすぎた。
「堕威・・・堕威・・・・俺の堕威・・・・」
彼は睦言を呟く様に思い人の名を言葉にした。
kisakiはおもむろに胸元のロッドペンダントを手にとり、開いた。
そこにはまだ髪の長い頃の堕威。
「お前は俺のもの・・・俺にはお前が・・・・・・・」
ロッドを握りながら、口にして何度も言葉を吐き出すが、
kisakiはどうしてもこの言葉を最後まで言い切れないでいた。
”お前には俺が必要なんや”
昔、kisakiと堕威が優しい時間に守られていた時。
その時には何も考えずに言えたこの言葉が、今は・・・・・重い。
先ほどから呟くkisakiの言霊は、まるで自らに言い聞かせている様で、
端から見ていると、痛々しくも悲しかった。
そうやって、kisakiが重々しい空気の中で沈む最中、
Pirururu……………
机上の電話が大きな通知音を鳴らしはじめる。
kisakiは先ほどまでの、沈鬱な表情をキリッとした社長の顔に戻し、
素早く受話器を手に取った。
「何や、・・・・・あぁ・・・・・・・・・わかった、通してええで」
そして、その電話は簡素な会話ですぐ様終わる。
「・・・・・やっぱ来おったな、京・・・・」
kisakiは受話器を見つめながら、方頬をつりあげ、皮肉な笑みを浮かべる。
「堕威は俺のや、渡さへん。ぜったい・・・ぜったいな」
kisakiはそう言って花瓶を手に取り、そのまま机へと叩き付けた。
まわりに破片が飛び散り、kisakiの手のひらや、腕には大小の欠片が、いくつか皮膚を破り、肉に食いこんだ。
その先から流れる血液を、kisakiは扉を睨みながらゆっくりと舐めとるのであった。
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一方、堕威の方はそのビルのシャワールームで体を洗い、
ジュイが用意してくれた服を着こんでいた。
この青年はkisakiを嫌っているのだろうか?
堕威の頭にその様な疑念が生まれるには、
ジュイの行動は十分に反逆行為であった。
「腰大丈夫なん?あんだけやっとって強いなぁ、あんた」
しかも天下のDir en greyのGtである、この自分をあんた呼ばわりである。
あの牢獄の様な部屋から出れた事で少々心に余裕のできた堕威は、
その事にムッとしてジュイにさとす。
「俺を誰や思うてんねん!Dir en greyのギターのdieやで?それをあんた呼ばわりは無いやろが!」
堕威がぷりぷりと頬を膨らませ怒っていると、ジュイはぷっと吹き出しあははっと大声で笑いだした。
「さっきまで掘られとったって自覚無いん!?俺もここのレーベルの奴やねんで?」
ジュイは笑いながらそう言い、堕威にずいっと顔を近付けた。
「このままあんた欲しさに襲うかもしれんとか・・・思わへんの?」
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04月26日(月)
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