ID:31657
to Die
by 293とうめこ
[440325hit]

■突拍子も無い話
突拍子も無く思い付いたので、突拍子も無く書いてみます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ねーねー、堕威のさぁ、好きな人教えてヨー!」

暗い部屋の中で懐中電灯を枕元に置き、
こそこそとその青年は隣の布団からちょこんと首を出す少年に声をかけた。

ここはけっこう大きな宿屋の一室。
今、この旅館には灰銀高校2年の生徒達が寝泊まりしている。

いわゆる修学旅行というものでの、本日の宿泊場所である。

この、中学生の様な青い会話を持ちかけたのは敏弥。
自称灰銀高校一の美貌の持ち主で、自分で言うだけあって、
けっこうな美人である。

「なっ!何言うてん!いきなり!!」

その隣にぴったりと布団をくっつけて、
首まで布団にくるまる赤い髪の青年の名前は堕威。

敏弥と同じクラスで、見目はなかなかの男前だ。
「すっ・・・好きやなんて・・・!!そんな!」

しかし、見た目よりも中身はかーなーり、純粋で、
恋バナや、下ネタを話すだけで頬を赤らめる程である。

敏弥はそんあ堕威をしばしばからかう事が有る。

「堕威かーわいぃvほっぺた真っ赤にしてーvいいじゃん!好きな人の一人や二人ーvv言っちゃえよー!」

敏弥は堕威の真っ赤な頬を指で突きながら堕威をあおる。
堕威はそれに呼応する様にさらに頬を赤くしていった。

敏弥はそれでも堕威の好きな人を聞き出そうとしたが、
頑なに口を閉ざす堕威に、とうとう根をあげ、次の遊びを探しはじめる。

そして、数瞬のうちに何かひらめいたのか。

敏弥は堕威の布団の中へと自身をするりと潜り込ませた。

驚いたのは堕威で、敏弥の攻撃がやっとおさまり、
ホッと息をついたまさにその瞬間、敏弥の奇行に気付き目を白黒させる。

敏弥はそんな堕威におかまいなく、堕威を背後から抱き抑えると、

小さな声でこう言った。

「ねぇ、知ってるー?男でも乳首で感じる奴居るんだってーv」

相変わらず中学生の様なネタだが、純情な堕威にはそれは寝耳に水であった。
「かっ・・・感じるっ・・て・・・!!!敏弥のあほぉっっ・・!!」
堕威は手で顔を隠し、首を横に振りながら敏弥にそう抗議。
まるで乙女の様な反応に敏弥は顔の笑みを深くし。
堕威の耳元でこうささやいた。

「堕威は・・・・・どうなの?」

「えっ・・・・!!」

堕威がその言葉に驚き、振り向こうとした瞬間

「ひゃっ・・・・!!」

敏弥の指が巧みに堕威の胸元へとすべり入った。

『伊達にこの顔で女の子抱き漁ってないもんねーv』

敏弥はそう考えながら堕威の胸元のぷっくりとした粒を丹念にいじる。

「やっ・・・としやっ・・・いった・・・・ぃ」

堕威はプルプルと首を振り、敏弥の腕の中でもがくも、
力の抜けた体ではどうにもつっぱねる事もままならず、
少々堕威よりも体格の勝る敏弥にはなかなか逃げ出すのは困難であった。

「あっ・・・・・んっふぁ・・・・」

そして、敏弥が根気強くそこをいじっていると、
堕威の口から艶っぽい喘ぎが出る様になってきた。

「堕威くんエローい・・・ここで感じるんだー」

敏弥は首筋を甘噛みしながら堕威にそう言う。
堕威はその言葉に反応するかの様に体をビクッと震わせた。

「敏弥ぁっ・・・もうやめて・・・・」

堕威が瞳に涙を溜め、敏弥に哀願する。
その顔には愉悦と混乱の色が伺えた
「堕威くん反則すぎっ!すっごい色っぽいし」

敏弥は快感の芽を詰まれ、色づいていく堕威の淫媚な姿に興奮する自分を抑えきれずにいた。

敏弥の中の牡がむくりと頭をもたげる。

「堕威くん、ごめんね☆最初は乳首だけで終わる気だったけど・・・・・最後までしたくなっちゃったv」

敏弥は堕威に笑顔でそう言ってぎゅっと抱きしめる。

堕威は回りにくくなっている頭をどうにか回転させ、
敏弥の会話を理解しようと心掛ける。

「・・・・どうやってやんの?俺男やぁ・・・・」


[5]続きを読む

04月28日(水)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る