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to Die
by 293とうめこ
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■交換日記♪
「・・・気持ち悪い・・・」
空は晴天
風邪は凪
室温、外気温共に丁度良い案配
そんな中京はある一点を見てそう呟いた。
「キモイ・・・うざい・・・きもい、キモイキモイキモイ!!!」
京はがたっ!っと音をたてて席から立ち上がり、
うがぁあぁ!っと叫びながら部屋中を走りまくる。
京が視線を向けていたその先にはにやけた薫。
そう、京がキモイと言っていたのは薫のことである。
今日の薫はスタジオに来た瞬間からおかしかった。
「おっはようさぁああぁあああんvvv」
朝の苦手さならメンバー1番
京と2人で寝穢いコンビ
その薫がである
朝から上機嫌なのである。
そりゃ京の眠気も一瞬でふっとぶ上に
胸に込み上げてクルものが有るはずである。
「朝から堕威くんも居ないのにあんなに上機嫌なんて・・・流石に恐いもんがあるね」
敏弥は心夜にアームロックをかけながらそう呟く。
懐の深夜は腕がぷるぷるしている。
危ない。
そんな中
「おっはようさーん」
「あっ堕威くん」
「だ・・・いく・・・ぐぇ・・・」
「うがーーー!!そこのバカどうにかしてぇやぁああ!!」
「あっvv堕威くぅぅううぅううううんんんんvv」
事の真相を知っていそうな赤鬼・・・いや、
赤髪の上手Gさんが出社してきた。
「・・・・・みんな何朝からそんな騒々しい事なってん?」
小首を傾げながらにこっと笑いそういう。
なかなかに鈍感というか神経がず太いというか・・・
薫はそんな堕威の仕種にメロメロだ。
「堕威〜〜vvあーvvもうお前は何でそんなに可愛いのかなぁああvv」
抱き締めてぐりぐりとかいぐる。
「うわっ!薫!何そんな懐いてくるん!?」
堕威は薫を腕からはがそうともがく。
そして、ふと思い出した。
「あっ・・・はい、薫、書いてきたで」
それは一見普痛の大学ノートの様だ。
「わーvv堕威ありがとーvv俺、もう今日中には書けそうな勢いやーvv」
「やっやめてや!!こっちは書くネタ無くて辟易したんに!!」
2人はぎゃーぎゃーわーわー騒いでいる。
「ねーねー、そのノートなにぃぃvv」
「・・・・・・・・ジー−−・・・・」
「薫くんに悩まされたこの俺にも見る権利有るで!見せろや!!」
そこにノートに興味を持った3人が乱入してくる。
「えっ!嫌やぁ!!」
そう言って拒絶する堕威の手から京がノートを素早く奪う。
そして早速ページをめくってみた・・・のだが
「・・・・何や?これ」
京は激しく唸ってしまった。
「なになに〜〜?」
「・・・・」
敏弥と心夜がぱっと京の方に行きノートの中を覗き込んだ。
「えー・・・何これ、」
「・・・・用途わかんない・・・・」
2人も一様に唸る。
それもそのはずである。
そのノートの1ページ目には薫、2ページ目には堕威が書いているのだが、
薫の方は浮かれてるの丸バレで小さな字で細々と
よくわからない事を飽きもせず書いてある。
対して、堕威は多数のコード、音符を丁寧に書き込み、
次の曲についての検討が書かれてあった。
そして、そのほんの隅の数行に、薫への返答と日記の様なものを書いている。
「もーvv見てわからん!?それは堕威と俺との愛の交換日記やーんvv」
薫はパッとノートを奪いながらそう言い切る。
しかし、お粗末にもこんなものは交換日記とは言いづらいだろう。
04月15日(火)
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