ID:31657
to Die
by 293とうめこ
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■気ぃ、緩んでもーたんやなぁ・・・
「おっはよ〜ございます」
その日敏弥が現場に行くとそこはかなりの暗さだった。
「なっ…何!?どうしたの!?」
みなの雰囲気にかなりの動揺を覚えた敏弥はおろおろとメンバ−を見つめた。
京くんが今にも泣きそうな顔で敏弥に呟く
「堕威きゅんがあぁぁぁ……」
その後の言葉はぴすぴすという泣き声に掻き消されてしまう。
「だっ!堕威くんに何が有ったの−!!??」
敏弥はそれにより般若の様な顔になる。
「風邪ひいたんですよ」
と、その時背後から声が…
「あっセクシャル」
背後にはマネ−ジャ井上が立っている
「堕威くんは風邪をひいて只今家で寝込んでおります。
休み中に病気になるなんて彼らしいですねぇ…」
セクシャルはしみじみと答える。
「じゃあこんな事してる場合じゃないよ!」
敏弥は荒々しく机を叩き言った。
「お見舞い行かなきゃ…☆」
かくして一行は堕威くん宅にお見舞いに行く事になった。
堕威くん宅
『えら−……飯作るのめんどくさい−……』
堕威くんはベットの中でもぞもぞと動く。
時計は午後1時
飯どきには少々遅い時間である
「はぁ〜…こういう時可愛い彼女が欲しいよな〜」
堕威くんがぽそりと呟くと
「僕がなってあげましょう☆」
玄関の方から異様に爽やかな声が…
「へっ!?……!敏弥ぁ〜…!?」
ソコには廊下の扉を開けてまさに入ってこようとしている敏弥と、その後をゾロゾロと歩くメンバ−たちが居た。
「なっ…!みんなどしたん?!じゃんじゃん来て〜…」
「俺らはパチンコ玉か」
リ−ダ−のするどいつっこみです。
「じゃんじゃんばらばらじゃんじゃんばらばら〜」
…京くんはこの際置いておいて…
「あ−…嬉しいわ…ありがとう……!」
堕威くんは風邪でただでさえ潤んだ瞳が事の嬉しさで更に潤んでいます。
『うわっ!襲いて−…!』
逆にメンバ−は気が気じゃなかった。
風邪の堕威くんを襲うなんて反則的な事は嫌だからだ。
「あっ…!俺お粥さん作ったるわ!卵のでええよな!」
そう言い薫は台所へ向かい
「洗濯物干してあげるよ」
心夜はお風呂場へ向かい
「僕薬買ってくるな!」
京は薬屋に向かい
残ったのは堕威くんと敏弥だけであった。
「あ〜…僕何かする事とか…有る?」
敏弥がいつもとは違う感覚に戸惑っていると堕威くんはじっと敏弥を見つめてきた。
「あっ……えっと……どうしたの?」
敏弥が数瞬考えた後笑顔でそう返す。
「ん…あんな……別にやってもらう事は無いねん………あんな……寂しいん…」
堕威は熱で回らない頭を必死に動かし敏弥に訴えた。
そ ば に い て
敏弥はそんな堕威くんににっこり笑いかける。
「いいよ、いつまでも居てあげる★疲れただろ?いっぱい騒いでごめんね?もう寝ちゃいな」
「ぅん・・・・」
堕威くんは本当に疲れていたらしく、
すぐに眠ってしまいました。
数日後
「おっはよーございます!!こないだはみんなありがとなー!!」
その日、すっかり回復して堕威くんがやって来た。
「薫くん!お粥美味しかったでvv心夜!洗濯物ありがとなーv京くん!薬よー効いたでvv」
堕威くんはみんなにお礼を言って歩いている。
よっぽど嬉しかったのかにこにこと満面の笑みだ。
そして最後に敏弥の前に行く。
「あっ・・・あのな?敏弥・・・えっと・・・・側におってくれてありがとな・・・?」
堕威くんは頬を赤らめて鼻の頭をぽりぽりとかいている。
『堕威くん・・・・!!』
敏弥はその姿にかなりな感動を覚えた。
「そんな・・・!!僕ず〜〜〜っと!堕威くんの傍に居るよ〜〜vv」
「えっ!!!」
そう言って敏弥は堕威くんいぎゅ〜〜っと抱きついた。
「えっ!いや!!それはいい!!それはいいから!!な!?離れて!!??離れ・・・!!なっ!何処に手ぇ入れとんやおのれぇぇぇぇ!!!」
そうして堕威くんが敏弥に抱き潰されている所を見たメンバー達は一様に色めき立った。
「あっ!僕も堕威くんぎゅ〜〜っするー!!」
「お前らだけずるいぞ!!」
「・・・vv」
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12月05日(木)
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