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マシンガン★リーク
by 六実
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■びよんどメモその2
 続き。


[びよんどめも:二つ目の扉らへん]

 で、第二部は一転、道化に扮したこーちゃんのパントマイム場面から始まります。場面名は「K-clown」こーへーくらうん?(笑)これがまたうまいんだ、かわいいんだ(笑)。
 コミカルに沸かせつつ、舞台中央の扉の前に行って「これからここから誰か出てきますよー」なパントをしてて。 で後から気づいたんだけれど、ここ、夏希さんが出てくることを示唆しているパントだったんだよねぇ。セクシーポーズ取ったり、脇をわきわき締める動作したり(これはトークでたびたびいち君とかに対して「女子になるには脇締めて!」てやってたのを指してるんだと思うw)そして男役ばりにキザって帽子のつばをすっとなでるパントも。まさに今のかわいくてかっこいいミズナツキ紹介パントだったなぁと。
 そう思うと、なんだかこーちゃんの存在が水先案内人というか、この劇場の支配人にも見えてきて。今からうちの目玉商品、ミズナツキが登場しますよ?とでも言うような。深読みしすぎ?それは言うな(笑)
 実際、ダービーハットにステッキの夏希さんが現れた時、階段下でこーちゃんがドヤってしてたんだよね。そしてピンと襟をたてる動作を真似して、「はー、やっぱり本物は違うねえ」みたいな支配人コントをしてたんだよ……

 って、むっさん、夏希さんのこと、見てたのか?(笑)

 いやでもこーちゃんが相手を受けてお芝居小芝居するタイプだから、こーちゃんみてると夏希さんがどんな感じかも伝わってくるんだよ!
 これは宝塚時代、デュエットダンスは必ず娘役ちゃんをみていた感覚に近い。娘役ちゃんがどれだけ幸せそうな顔してるかで、夏希さんがどれだけでれてるかわかるんだよお、そこに男役の矜持を見ていたんだよお!
 と大変うっとおしい言い訳終了(笑)

 ちなみにここ、千秋楽には扉から出てきた夏希さんがダービーハット落としちゃって。それにもこーちゃん「おおっと、失敬」みたいな感じでいい小芝居フォローしてたんだよね(だからむっさん夏希さんのこと(略))

 そんな感じで二部は扉を開けたらショーアップショー!って感じでこれまた詰め込みすぎだったけれど楽しかったです。ダービー帽にステッキの場面は軽やか。いち君と女スーツで踊るキャラバンはクールでかっこよく。
 いち君すっかり女子だったけれど、踊るとバシっとしててねぇ。スーツにソフト帽だったんだけど、でもちゃんと女子の踊りなんだよねぇ。でもふつうの女子ともまた違う。なんとなく雰囲気はだんしんくれーじーの時の女黒燕尾に感じた感覚で(伝わらん)。なんかやっぱり宝塚OGって不思議な生き物だよねぇ。

 で、第二部の特筆すべきことは!宝塚晩年期に自虐で笑いをとることを覚えた夏希先輩(フィガロの時はけちょんけちょんでした)が、ついに自虐でショーひと場面作っちゃったよ!てことなんですが!(笑)

 第二部のショーの途中で、踊りまくった後に舞台上に倒れる夏希さんとメンズ。そして舞台が明るくなってちゅんちゅんと朝の照明。目覚ましのアラーム音が鳴る
 −−じぇじぇじぇ、起きないと倍返しだ
 ちょ、時事ネタw。けれども目覚ましになかなか起きない三人、夏希さんが「んーーー!」と起きあがっては目覚ましを止めるパント(結構バン!て床叩いてたな……いい音してた)、他の二人も夢の中……何度目かの目覚ましで最初に起きたのがこーちゃんで
「うわやっちゃった!」
 と、ここから寝坊ソングコントの始まりです(笑)。歌詞はもちろんオリジナル。しかしこーちゃんの「うわ(寝坊)やっちゃった!」がじっつにリアルだったよ……やっぱ芝居うまい……。
 で、続いて起きる三井君「今日大事な打ち合わせなのに!」
 そして夏希さんを平手打ち(!!!)で叩き起こすこーちゃん、わー、どうしよーおちつかなくちゃーと慌てる三井君、「おまえが落ち着けよ」と平手打ちでつっこむこーちゃん、そして夏希さんはこーちゃんに起こされて立ち上がったのに、まだ夢のなかでたったままゆらゆら寝てるの(きゃわー)。で、ふっと腕時計みてやっと寝坊したと気づく夏希さん、はい三人そろってのお寝坊大慌て大運動会の始まりはじまり!(笑)

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09月28日(土)
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