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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■ドニー・イェンの思い●カンヌ落ち穂拾い
北京での「告白会」、メディアを飛ばし飛ばし見て、ニュース記事をざ〜っと見て、
ドニーさんのこの映画に対する思いの部分だけ、ちょっと書いておくことにします。

(前略)ドニー・イェンはマスコミに向かって、自分はピーター・チャンのファンだったのに、
ピーター・チャンに冷たい態度をとられたことがある、と暴露した。

「10数年前、ぼくが芸能界に入ったばかりの頃、
香港のホテルでピーター・チャンを見かけたんだ。
そのときは、彼はもう『ラブソング』を撮っていた。
彼の映画が大好きだったので、興奮して彼の前に進み出て、
『チャン監督、初めまして、私はドニー・イェンです』と自己紹介をしたんだよ。
そうしたら、ピーター・チャンはぼくを一目見るなり、顔をそむけてしまい、相手にしてくれなかった」

だが、ピーター・チャンと出会って冷たくあしらわれても、ドニー・イェンの、
ピーター・チャンを素晴らしいと思う気持ちにいささかも変わりはなかった。
「そのときは、いつか彼の映画に出られることがあるなんで、かけらも思わなかったが、
10数年後に、とうとう『十月囲城(孫文の義士団)』で本当になった」

また、ピーター・チャンに対する自分の「感情」を真面目に語った。
「これまで、本当に出たくて出るのではなく、市場に迎合して出演した場合や作品もあった。
ぼくがアクションができるのを知っているので、みんなカンフー映画ばかりに声をかけてくる。
だけど、ピーター・チャンはそうじゃなかった。
『十月囲城』から『武侠』まで、彼はぼくに演技力を発揮する空間を与えてくれた。
だから、ピーター・チャンは僕を一番理解してくれる人だ。
ぼくの心をわかってくれる。だから、彼の映画なら必ず出るよ」  (後略)
(人民網 2011.5.21)



●落ち穂拾い  22:10

映画の公開はまだまだ先(日本は公開もまだ決まってないし)なので、
映画について今からあれこれ記事を紹介しても仕方ないので、
武関係の部分だけを抜き書きして、ポツポツと記録。

武の人気

映画の評判がいずれであれ、「武侠」カンヌプレミアのレッドカーペットは、
スターたちがまさに綺羅星のようだった。
映画スタッフや出演者の他、新作のプロモーションに訪れたファン・ビンビン、
ハリウッド女優サラ・ジェシカ・パーカー、
オスカー男優アンドリアン・ブロディもまた来場して場を盛り上げた。
が、金城武は依然として、あらゆるスターの中でも最も華やかな1人だった。
彼がレッドカーペットに登場するや、大勢の中国人ファンの歓声がわき起こり、
歩みの途中で、しばしば振り返って挨拶しなければならなかった。
(北京晨報 2011.5.15)

我叫阿郎さんの微博から。
この方は記者かあるいは映画会社か? 関係者のようです。
「武侠」のパーティーでは、バルコニーの外にいろいろな人種の人たちがいっぱい詰めかけていて、
声を揃えて何度も金城武の名を呼んでいました。
彼がそれを耳にして、そっとみんなに手を振ったら、悲鳴が上がりました。

「武侠」での武

劇中の主演者たちの中で、金城武だけが普通話を話さない。
「劉金喜、お前は一体何者なんだ?」
強い四川なまりを話す彼は、非常に意外な感を与える。
もはや日本風美男路線を行かない彼は、ひげだらけ、皮膚はざらざら、しわくちゃの中国風上着を着て、
あちこちの検死現場に出没するおじさん刑事に変身している。
彼はかつて「LOVERS」や「赤壁」で見せた、吹き出してしまうようなコメディ感覚を今回も留めているが、
「武侠」では非常に程よい感じになっている。
唯一の悲劇≠ヘ、本人の声が太く低すぎて、台詞がはっきり聞きとれないため、
ほとんどの時間、字幕を見ないと意味がわからないことだ。
(生活新報 2011.5.15)


   BBS   ネタバレDiary   20:00
05月22日(日)
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